LFO 試作中。なんとか2系統が90°シンクするようになりました。(写真みると微妙にずれてますが)
月別アーカイブ: 2006年4月
本家アンチログ回路ページ整備
takeda さんのページから、本家のアンチログページにリンクいただいているのに気づきました。ずっと工事中でごめんなさい。整備しました。
https://gaje.jp/synth-old/technotes/antilog.html
懲りずにまだ工事中です。アーカイブになる記事書くのって大変ですね。
LFOの仕様
こんな仕様で作ります。
– 2系統
– 出力:(擬似)正弦波、矩形波、ノコギリ波、ランダムS/H
– ソフトシンク、0°と 90°
– ディレイ機能つき
– 電圧制御可変出力
パネルデザインからこうなってしまいますが、結構面倒な仕様です。
意外と大きなモジュールになってしまいそうです。
キーボードできた
キーボード三度目の正直バージョン。できあがり。
回路部分はこれで OK です。
まだまだ接点の回復が必要です。こちらは作り進めながら改善してゆきます。
次は LFO かな。
キーボードコントローラレイアウト
キーボードコントローラ三度目の正直バージョンの基板レイアウトを決めました。
今回はユニバーサル基板に配線するので、ルート決めは信号の流れがぐるっと回ったりしていないか確認するためが主要の目的なので、パタンが多層になってしまうのは気にせず自動でがばっと一気にやりました。楽ちん。それにしても部品が偏ってごじょっとかたまっているわりに隙間も多くみっともないです。なかなかレイアウト上手にならないものです。
さあこれで一番好きなハンダゴテ作業に入れます。
Moog の音
Genie さんの blog で面白い記事が紹介されています。Moog の音はなぜ Moog なのか?
http://matrixsynth.blogspot.com/2006/01/why-moog-sounds-like-moog.html
私 Minimoog に最後に触ったのは中学生の時で、その音はとても素敵だったという印象だけ残り細部は忘却のかなたですが、先日動き出した Moog921 もどき VCO は、TB-VCO や CEM3340 といった私が聞くことができる別 VCO と比べるとやや独特な電子音らしからぬ音がしております(ここで太いとかあたたかいという形容詞は避けたいところですが結局他にうまい言葉がない)。勝手に「これが Moog の音なのかな」と考えたりしています。
さて、上記引用記事、本当かしら、と首をかしげる部分もいくつかありますが、音の違いはジッタによる、という要素はありそうで面白いです。中公新書から出ている安藤由典さんの「楽器の音色を探る」という本に「生楽器はなぜ音が生なのか」を議論している章があって、やはりジッタの効果が指摘されています。ちょいと昔にはやった「1/f ゆらぎ」なんてのも言葉を変えれば「ブラウンノイズによるジッタ (AMの場合もあるが)」ですし、なんだかその辺に魔法がありそうかも、と思わせるものがあります。
Moog に限らずアナログシンセは独特の音楽的に魅力のある音がする、ということはよく言われ私もそう感じる方であります。なんでそうなるのかよくわからず、この謎はいつか納得行くまで調べ上げてみたいテーマであります。
キーボード再設計完了
キーボードコントローラ再試作
まだまだ続く鍵盤改善
新たに鍵盤回路を試作しなおしています。
タイミング調整の連続で難しいです。回路だけでなくスイッチのタイミング調整も必要です。
なんとか鍵盤がおとなしくなってきたので、音をちょっとだけデモです。
bird-intro2.mp3[audio:http://synth-diy.up.seesaa.net/image/bird-intro2.mp3]
著作権まずいな。
回路はもう少し改良して落ち着いたら掲載します。
キーボード改善中
作業メモが続きます。地味な記録ですみません。
本日は、ゲートの改善を中心に作業。
トリガーが不安定な問題は、ゲートスイッチにシュミットトリガーを入れたところ格段に安定する。不調だったゲートスイッチも遊び調整と接点回復で少しずつ安定性が増してくる。接点回復は、接触の悪いところをガリガリ削るのが結局もっとも効果的だった。
鍵盤スイッチはまだ十分安定というところまで行かないが、弾いていて気になるところを少しずつ直せば良いぐらいの品質にはなる。
残るは、万年ポルタメント問題。これは回路の作り直しが必要と思われる。まずはブレッドボード上で試作の予定。