月別アーカイブ: 2017年9月

うっかりしていてお知らせが遅れてしまったのですが、

Analog2.0 の本がカラー化して帰ってきました。

達人と作る アナログシンセサイザー自作入門 改訂版2017
https://www.rutles.net/products/detail.php?product_id=785
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4899774699

A5判/フルカラー/328ページ
定価:本体2,894円 (税込み)
2017年9月25日発売

Analog2.0 初版の間違いや分かりにくいところを修正しました。
シンセサイザーの回路も、故障や誤動作を減らすため少し変更してあります。

キャプテンミライさんの素敵なイラストも増えて、内容と装丁が近くなったのではないかと思っています。
よかったらお楽しみいただけるとさいわいです。

書籍で指定しているファイルは、Analog2.0 GitHub リポジトリに移動して、そこから公開しています。
https://github.com/naokiiwakami/analog2.0/wiki

正誤表は引き続き Analog2.0 の書籍サポートページから公開しています。
https://gaje.jp/analog20/book.html

目次
Chapter 1 シンセサイザーの仕組みと作り方
1-1 アナログシンセサイザーの仕組み
1-2 アナログシンセサイザーの作り方
Chapter 2 基本システムの製作(1)
2-1 パネルの製作
2-2 ケースの製作
Chapter 3 基本システムの製作(2)
3-1 電源モジュールの製作
3-2 ライフラインケーブルの製作
3-3 電源の仕組みを理解しよう
Chapter 4 機能モジュールの製作
4-1 システムの構成
4-2 ノイズジェネレータとミキサ
4-3 電圧制御増幅器(VCA)
4-4 電圧制御発振器(VCO)
4-5 エンベロープジェネレータ
4-6 低周波発振器(LFO)
4-7 電圧制御フィルタ(VCF)
Chapter 5 その他のモジュール
5-1 リングモジュレータ
5-2 グラフィックイコライザ
5-3 レゾネータ
5-4 フェーズシフタ
5-5 ゲートディレイ
5-6 アナログシーケンサ
Appendix 付録
A Analog2.0システム配線図
B MInI Board IIの製作
C トランジスタ・マッチングの方法
D モジュール間配線の確認方法
E Analog2.0ウェブサイト

鍋CADが英語モードの Windows 10 で文字化けしてしまう

鍋CADを英語モードの Windows 10 で使うと日本語の表記がすべて文字化けしてしまいます。これを防ぐには、システムのロケールを日本語に変える必要があります。

それには、下のスクリーンショットのように、Control Panel > Clock, Language, and Region を呼び出した後、Region > Change location > Administrative タブ > Change system locale… > Current system locale: Japanese > OK

と操作した後、OSを再起動するとシステムのロケールが日本語に変わります。その後は、鍋CADの日本語表記はきちんと表示されるようになります。

でも、システム全体のロケールを変えるとコマンドプロンプトのバックスラッシュが円マークに変わっていろんなファイルが見づらくなったりと、本当はあまりうれしくありません。ロケールを変えたくないなら、鍋CADの設定を変更して英語表記で使うという手もありますが、正直ちょっとわかりづらくなります。ソフトウェアがインストールされているディレクトリ (デフォルトでは C:\NTCAD) の下に LANG というディレクトリがあってその下にある English.txt を編集して自分好みに変えてしまうという方法もあります。