自作」カテゴリーアーカイブ

けずる君移転作戦

一部の方にはお知らせしてあったのですが、拠点が米国に移る予定です。基板・部品の頒布も含めてAnalog2.0 のサポートは継続いたしますが、製作はどうやって続けるか手探り状態です。といいつつも移転の日は刻々と迫っています。

たいていの製作用具は向こうでも調達できそうですが、あまりものは持ちたくないため、最低限の装備で行こうと考えています。ただ、光オルガンの製作はなんとしても継続したく、そのためにCNCフライス盤を持ってゆくのだけは必須になりそうです。ま、まあ、自転車を持ってゆくと思えば軽いもの、かな。ハハハ...

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CNCはじめました

装置は大分前に購入していたのですが、なかなか着手できず遅れに遅れ...
でもついに動かせました。

図面から工作までの流れはちょっと長いのですが以下のとおり

  1. Inkscape で原図作成
  2. PDFファイルに出力
  3. PDF2DXF を使って DXF ファイルに変換
  4. NCVCを使ってGコード出力 (NCDファイル)
  5. NCDファイルを Mach3 に読ませてCNCをドライブ

ステップ4でGコード出力するには、JMM-Tool を使う方法もあるのですが、DXFの polyline に対応していないというちょっと手痛い問題があります。

CNC装置は、オリジナルマインドの mini CNC Black 1510 旧型です。

写真は、gajeロゴを 0.8mm エンドミルで削ったものです。Z軸の深さは 0.2mm に設定しました。

試行錯誤中に0.3mmのエンドミルを折ってしまいました。削りのパラメータ設定はGコード生成の段階で行ないますが、ここでエンドミルに負担をかけないように気をつけて設定しないと簡単に折れてしまうようです。

Optigan のディスクを読んでみる

少し遅ればせながらウェブページのデザインを新しくしました。
このサイトはもともと電子楽器情報をのせたウェブサイトにするつもりだったのに、どうみてもブログサイトにしか見えなかったのが困ったことでした。
新しいデザインで少しはウェブページらしく見えるようになると良いのですが。

さてさて、これも遅ればせながら新しいプロジェクトに着手し始めました。
いろいろ着手予定なのですが、まずは、春の MTM の前から着手したくてできないでいた光オルガンから立ち上げです。

まずはいずこから入手した Optigan ディスクをとにかく読んでみる、の実験から

ピックアップの回路はとても単純です。こんな感じ

せっかく立ち上げたのですが秋の MTM に間に合うかどうかは...多分無理です。(がくー)

Arduino の腹の中

今、オンガクシールドのドライバプログラムを書いています。

オンガクシールドというのはどういうものか、というのは、まだ書けてないのでいったいないをしているのかこの記事を読んでいる皆様には謎だと思われますが、動かすにはかなりCPUが忙しいものです。

一方 Arduino はクイックプロトタイピングに向くようなシステムだけあって、速さよりも使いやすさ優先なのであります。

ということで、オンガクシールドのドライバを書いていると、どうしてもネイティブの関数は重くてどうも、という場面が出てきます。

備忘のため、以下の Arduino のメソッド(と呼ぶのかな?)がおおまかにどんなことをしているかメモっておきます。

  • pinMode()
  • digitalWrite()
  • analogRead()
  • tone()

てことで、スタート

https://gaje.jp/technotes/arduino-core/

KORG monotron 改造実験中

KORG monotron 発売になりました。

大手メーカーからアナログシンセが発売になったのは何年振りでしょう。祝。

ということで、動画のようなことをしてみました。

完成版は MTM05 で公開予定。あまり日もないのでがんばってすすめないとです。

2010/5/29 追記

その後、VCOはケースに収めました。改造記事はこちら

https://gaje.jp/projects/synth_effect/monotron/

オンガクシールド

Make Tokyo Meeting の季節がやってきました。gaje は今回も出展いたします。

MTM05 では、Arduino や Japanino を使った楽器を中心に展示したいと考えています。

写真は、展示の中心にする予定の、Arduino シールド「オンガクシールド」です。電子楽器のプロトタイピングツール、に育てたいです。

ハードウェアの設計がおおまかにかたまってきました。これからしばらく、このブログでこのシールドの紹介を少しずつしてゆきたいと思います。

感光基板をケチケチ使う

サンハヤトの感光基板、高いですね。が、これを使うと基板はとても作りやすく、なかなか違う方法に移行もままなりません。

少しでもコストを安くするには、大きめの基板をちびちび切り出して使えば良いのですが、困るのは残った基板の保存方法です。

ざっくばらんに袋に戻して置いておく、ではまずだめです。次に残りの基板を使うときには劣化していて、出来上がったパタンはボロボロ、なんていうことが何度かありました。

でも保存方法を工夫すれば大丈夫です。いろいろ試行錯誤してうまく保存できるようになってきたのでやり方をまとめました。

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ワンボード・ボコーダ

CA330265

サミット向けの作品、やっとひとつ用意できました。

ワンボードのボコーダ。ぎっちぎちになってしまいました。ちゃんと動いてちょっとほっとしてます。

こう見えてもめいっぱい手を抜いています。性能は期待しないでね。

MTM04 のネタ

MTM04 の日程が近づいてきましたが、それ向けに新作を作るつもりです。

他にも色々あるのに、ちょっと無謀かもしれません。

てことで、プラズマおもちゃから出るカミナリをピックアップ。アイデアはうまくいったかもしれません。ちなみに最初の版はハムがひどくてどうにもなりませんでした。

さあ MTM04 までにここから楽器の形にまで持ってゆけるのでしょうか。がんばれわたくし。