月別アーカイブ: 2009年3月

nanoKEY 用 USB-MIDI ホスト: ALSA sequencer API

SBC でナノキーを動かそうプロジェクト

  • 開発機(デスクトップPC)に Linux をインストールしてみる (debian)
  • とりあえず何でもいいからソフトで認識をさせる (kmidimon)
  • それがどんな API を使っているか調べる (ALSA sequencer API)

まで進みました。どうやら、ALSA sequencer API というものを使えそうです。前の記事に、自分が MIDI ドライバ作るなら、サーバとして作ってイベントのやりとりはソケットで、と書きましたが、理解違いでなければ、どうやら、実際にもそれにかなり近いつくりになっているようです。

詳しく、もないですが、詳しくはこちら。

https://gaje.jp/projects/labo/usb_midi_host/

しかかり中プロジェクト置き場のページを作りました。

Analog2.0 ドキュメント完了

Analog2.0 ドキュメント

最後の VCF モジュールのドキュメントをリリースしました。

https://gaje.jp/analog20/vcf.html

これまで色んな形で支援してくださった皆様ありがとうございました。

今後の予定ですが、まず analog2.0 のページをまだ充実させてゆきたいと思っています。

analog2.0 の実機をデモできる機会も探してゆきたいと思います。

キット化にも引き続き取り組んでゆきます。

新プロジェクト: nanoKEY スタンダロン MIDI キーボード化

ぼちぼちとはじめてます

近頃話題の nanoKEY、私も入手しました。nanoKEY、小さくて便利ですが、USB MIDI のみ対応なので、USB ホストがないと使えません。

普段のシンセ作業では、nanoKEY 導入以前から、PC から MIDI モニタソフト経由で MIDI 信号を出していたので、USB MIDI でも全く不都合ないのですが、nanoKEY をたとえばデモなどで持ち出して使いたいときには、PC がなくてはいけなくて少しとりまわしが悪いです。

ということで、nanoKEY をスタンダロン MIDI 化すると、とっても便利そうです。

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AVRマイコン・リファレンス・ブック

ここしばらく、ちょっとマイコンづいています。使っているのは、シンセ自作の世界では PICより人気の AVR です。

マイコンはたまにしか使わなくて技量があまりないので、使うたびいつもどこかで引っかかります。つい最近も、アナログコンパレータがうまく使えなくておおはまりしました。コードを書くときに、一番良い資料はデータシートだとは思うのですが、何か間違えて引っかかってしまったときには、動くお手本コードと見比べることができると、うんと助かります。

と、いうことで、↓の AVR マイコン・リファレンス・ブック

マニュアルの内容の解説に、ちょっとしたサンプルコードがついている、という構成です。これが今の私の技量にぴったりで、近頃読むことが多いです。

記事更新: ステップ・シーケンサー

ステップシーケンサーの記事を少し更新しました。

https://gaje.jp/schematics/synth_effect/step_sequencer/

  • ソースコードのコメントを増やしました。
  • CPU と、基板間コネクタのピンアサイン情報を追加しました。

あらためてソースコードを読み返してみたのですが、マイコンのプログラムのわりに、リソースを遠慮なくじゃぶじゃぶ使って、ソースコードの可読性を上げている感じです。あわてて書いたのが見て取れます :-)

でもまあ、処理がシンプルなので、ATMega48 でも難なく載ります。

再利用される方がもしいらしたら、バグってても笑って許してください。

お疲れ様

サンワのデジタルテスター、私が使っている道具で、もっとも古いもののひとつです。

確か、シンセの自作を決心した後のことだったはずだから、中学生頃だと思います。

アナログテスターだけでシンセを作るのは、かなり難しい、でも、当時、ディジタルテスターは、一番安いものでも1万円はしていたと思います。小遣いを数か月分ためては、工具一個に使ってしまっていた当時、ディジタルテスターはそうやすやすと買える代物ではありませんでした。

ある年の春ごろ、お年玉とさらに何か月分かためた小遣いを握って、横浜のエジソンプラザへ。一番安いディジタルテスターを買うときの緊張は今でもはっきり覚えています。店の人が「本当に買うのだな、いいのだな?」と念を押さないのがすごく意外でした。あたりまえなんですが。

その後、アマチュア無線をしている叔父さんがくれた、壊れかけの真空管式オシロスコープと、このディジタルテスターが、高校を卒業するまで私の最大の宝物でした。

オシロはさすがにもう処分しましたが、このテスターはつい最近まで現役で使っていました。が、さすがに不調を極めてきて、やむを得ず引退させることにしました。

もう使わないとは思いますが、とてもではないが捨てられません。こういうときあっさり捨てられる性格を獲得したいですが、愛着のある道具を捨てるのはどうしてもできないことのひとつです。

平均律でのノートと周波数の対応

ノートと周波数の対応は、基準周波数を決めさえすれば(普通は A4=440Hz ですね)、計算で求めることはできるのですが、必要なたびにいちいち計算していたら面倒です。

ということで、対応表があるとありがたいので、探してきました。

http://www.phy.mtu.edu/~suits/notefreqs.html

探せばたくさん見つかるとは思います。とにかく、ありがたしありがたし。

自分用には Excel シートに落とし込んでおくと良いかもしれません。

え?それぐらいプログラム書け?ああ、それいいですね。CGI とかでさくさくっと...