月別アーカイブ: 2006年1月

パネル完成

パネルがようやく完成しました。感激です。

panel20060128.jpg

製作年数を数えたら22年でした。そのうち19年半は何もしていなかったのですが。

あまりにも時間のかかる大変な方法+誰でもすぐに思いつきそうなひねりのない方法なので参考にはならないかもしれませんが、どうやって製作したかというと、以下のような感じでした。

1. 厚さ 2mm のアルミ板を用意する。
2. 穴あけ位置をけがいて穴あけ。ひたすらドリル+テーパーリーマ+ヤスリ
3. 表面を布ヤスリで傷つけて塗装ののりをよくしてから、つや消し黒をスプレー。
塗料は確かアクリル系だった。2度塗りした。
4. マスキングテープを全面に貼り、境界線を入れる部分をカッターで抜く。
つや消し白をスプレーした。これは2度か3度塗りした。
5. 目盛りと文字はひたすらインスタントレタリング(これが一番大変)

目盛りの位置決めは、当初は分度器を使ってやっていましたが、これはものすごく手間食いで、1ボリューム2時間ぐらいかかっていました。途中からサンハヤト 274 で位置決めをすることを思いつき、多少作業が速くなりましたが、それでも1個1時間ぐらいはかかりました。
目盛りの白線は当初の製作とほぼ同じ太さを見つけるのに苦労し、結局サンハヤト207のすきまを使いました

とてつもない時間がかかるので、二度と同じことをする気力がないです。次にでかいパネルを作るときはどうしよう?と思います。

VCA 復活

えらく更新に間があいてしまいました。相変わらずの貧乏暇なしです。元旦に働くこと今年で3年目でございます。この不名誉な記録は何年続くことでしょう。結局年末年始に本家ホームページを整理するのもかなわずでした。

さて、何とかシンセの時間を作れるようになってきた今日この頃、約10枚見つかった基板のうちどれが VCA かわからず探していたのですが、やっとどれだかわかりました。

vca.jpg

状態が良く特に壊れているところもなさそうだったので、とりあえず復活済みのノイズジェネレータを入力にして通電、無事動作しました。
回路は「シンセサイザーの実験と工作」で紹介されている Moog 型の VCA 回路をそのまま使っているようです。回路図はまた後日。
これで、NG, EG, VCA と動き出したので、組み合わせればそれなりに音が出るはず。そろそろ基板間の配線を始めたいです。その前にパネルの表面を完成させてしまわねば。