月別アーカイブ: 2007年5月

ヘッドホンアンプ

前々回、モニタヘッドホンを入手したことを記事にしましたが、我が家にはこの敏感なヘッドホンに見合うだけのちゃんとしたヘッドホンアンプがありません。ということで、「ないなら作ってしまえ」の精神にのっとって、作りました。

phone-amp-overview.jpg

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6枚

今週末、焼き付けに失敗してダメにした感光基板の数。
ああ、なんということ。
教訓:道具を変えたらまずテスト基板

焼き付け装置とパタン印刷につかう OHP シートを変えたんです。
結局焼き時間は15分ぐらいになりました。今までの半分ぐらいには短縮しました。予想よりは遅し。ケミカルライトは好調のようですが、新しく導入したコクヨの OHP シートが紫外線をはじくような気がします。じかにケミカルライトをあてるとものの数分で焼けてしまいます。
焼き装置と焼きシート同時に変えたのはおろかでした。

残りの作業

ようやくメインパネルが埋まった BPM (モノシンセの名前。地味なので改名するかも) ですが、これで終わりということはなく、ベンダーはまだついていないし、実際に弾いてみると気になるところが多数で手直しもしたいし、で、まだまだやることはあります。

ただ、一つ一つ細かいので何するか忘れてしまうので、最近お気に入りの Google Spreadsheet で管理はじめました。

http://spreadsheets.google.com/pub?key=pWsjNF7qHYNYzA8lH-CivBw

こんなこと公開してどうする、とも思います。単に公開機能を使ってみたかっただけです。

それにしても、ちょっと気になるところを書いただけで20件近く。たくさん直すところあるものです。
シンセ製作を再開した頃は、「シンセ用 IC なんか使うとみんなおんなじ音になっちまって個性が出ないんじゃないか?」なんて思ってましたが、実際にデモのCDなど聞くと、同じチップを使っていても音の印象はかなり違ったりしています。きっとこういう細部の作りこみで個性が出てくるのでしょうね。

ということで、今はなんかつかみどころのない感じの音がしている BPM (仮名)、これから「ぼくっぽいシンセ」になってゆくといいなあと思います。

モニタヘッドホン

monitor-headphone.jpg

シンセサイザーの最後の細かい調整はやはり「耳で聞いて」が頼りですが、製作は夜中にやることがほとんどのため、寝ている家族を起こさないようにあまりうるさい音もたてられず、モニターには極力ヘッドホンを使っています。

でも、今まで使っていた Sony の MDR-CD1700 というヘッドホン、もう10年近く使っているのでへたっているのか、もともと音楽鑑賞用でモニタ用には適さないのか、スピーカで聞くのとかなり違って聞こえます。で、結局、ヘッドホンで大まかなところを合わせて、最後にはスピーカで音を出してみて、とやっています。

日ごろ「ヘッドホンで聞いた感じがスピーカーに近いと楽だろうなー」と思っていたのですが、メインパネルが一応組みあがって、今後は音の調整などしたくなりそうなので、ここで「えいやっ!」とモニタヘッドホンを導入することにしました。

で、写真の Sony MDR-CD900ST 入手しました。

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