LFO の基本設計

LFO 試作中。なんとか2系統が90°シンクするようになりました。(写真みると微妙にずれてますが)

sync-90degree.jpg


まだ試作中なので回路図は手書きです。手書き楽です。Eagle の 1/10 の時間で描けます。

lfo-proto-sch.jpg

NE555 と OTA を組み合わせたちょっと変わった回路です。NE555 は、ソフトシンクが楽に作れそうだったので使ってみました。OTA は定電流源として使ってます(ちょっと贅沢)。アイデアを出すにはNE555とCA3080のデータシートの他に Hoshu さんのページも非常に参考になりました。

思ったより素直な動作で基本設計はこのまま行けそうです。しかし課題もまだまだあります。ざっと挙げると
– 1系統目の出力は FET を使ったエミッタフォロワからとっているが波形がゆがんでいる(冒頭の写真の上側の三角波なんとなくゆがんでいるのはカメラのレンズのせいではなく本当にゆがんでます)。
– 時々電源投入時に発振を始めない。「必ず動き始める初期状態」を模索中。
– ソフトシンクがまだ不安定。シンク回路に改善が必要。
– NE555を12V単電源で使っているため三角波出力が p-p 4-8V となっていて使いづらい。

さらに、まだプロトタイピングしていない部分:
– 三角波 -> ノコギリ波変換
– 三角波 -> 正弦波変換

完全にプロトタイピングしていない時点で、すでに配線がごちゃごちゃしてきました。今回はユニバーサル基板でなくプリント基板を作ったほうがよさそうです。

lfo-proto.jpg

ところで、試作には 20年ムカシ箱から出てきたLM3080を使っていたのですが、途中で焼け死んでしまいました。古い半導体部品を使っているとこういうことがちょくちょくあります。「本番では部品は新品」が鉄則のようです。ムカシ箱から出てきた3080はあと1個残っていますが、これも試作専用にしまする。

4 thoughts on “LFO の基本設計

  1. houshu

    3080が焼けたのはIabcが多すぎるからだと思います。500μAが定格でしたよね。

    それにしても面白いLFOですね。2つのLFO出力波形の位相関係を指定できるとどんなモジュレーションがかかるのでしょうか。カオス的?

  2. gan

    しまった定格電流を考えに入れていませんでした。倍以上です。これはまずいですね。ご指摘ありがとうございます。石が飛んだらまずは設計を疑ってみないといけないですね。
    2つのLFOの位相関係を指定するのは、複数のVCOでカオス的うにょうにょ感が出るのではないかという期待からです。実際の効果はまだ未確認で聞いてのお楽しみの部分です。

  3. genie

    ganさんがLFOで試みようとされていることを、そっくりデジタル(+アナログ)でやってみようと目論んでいるんですが、アナログで進める方が楽しそうですね。デジタルは組んでいてどこか味気ない。音まで味気なくなりそうなので、それを+アナログのところで崩せないものか考えてます。

  4. gan

    この回路私は使うのを保留してしまいましたが、マイコンでの制御を考えると電圧制御できる点がなかなか良いのではないかと思います。よかったらお試しください。
    この試作ではNE555の電源を 0-12V にとったので電圧範囲が変ですが、+-5V の電源にするときちんと正負対象の発振波形になり使いやすくなるはずです。

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