月別アーカイブ: 2006年3月

コンデンサの種類

調べ物をしたのでメモです。
コンデンサは見た目の好みでセラミックコンデンサを選ぶことが多かったが、歪が出ることからオーディオ信号用にはあまり適さないとのこと。セラミックといえば圧電素子、同じような原理で誘電体が歪んじゃうのが問題らしいです。では、オーディオ用には何が適しているかというと、フィルムコンデンサ。結局は見た目があまり好きでなくともマイラコンデンサが無難らしいです。何でセラミックコンデンサとマイラコンデンサはともに栄えていてお互いの領域を食い合わないのか、という疑問がわかったような気がした次第。

以下のページが大変参考になりました。
http://www.rohm.co.jp/en/en_index-j.html
http://www.interq.or.jp/japan/se-inoue/cond.htm
http://home.highway.ne.jp/teddy/tubes/tips/data8.htm

「らしい」とか「だそうだ」がたくさん出てくるのは、実際に自分で音を聞いてみて確かめたわけではないからです。私にコンデンサの違いを聞き分ける耳があるのかも怪しいです。

アンチログ回路勉強中

現在 VCF 製作準備中。苦手なアンチログ回路が出てきます。理屈がわからなくても作ることはできますが、温度補償 0.3%/℃の 0.3 はどこから来るのかなど謎に思うことが多いので、アンチログ回路の成り立ちを勉強してみました。まずは何で温度補償が必要かというところまでは理解したのでそこまでまとめてみました。

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本家ページ更新

本家ページを更新しました。
特に内容が充実したということはないのですが、よくお邪魔するページのリンク集がオンラインにあると何かと便利なので作りました

ところでこのページはどんな方が見にきているんでしょう?よければコメントやページ紹介を入れてくださればうれしいです。

それにしても肝心の製作の方がちっとも進んでないな。今 VCF の製作を準備中です。

電源作り直し

電源のリップルが評価できるようになったので、まずは電源を作り直してみました。
回路は3端子レギュレータのデータシートにも載っているような普通の正負電源です。レギュレータは 7812, 7906, 7812 につけるコンデンサは入力側 0.33uF 出力側 0.1uF 7906 は入 2.2uF 出 1uF です。平滑用コンデンサは 2200uF x 2 です。(回路図をエディタで書くのが面倒でこんなかきかたしてます)

こんな感じに実装。
power-supply.jpg
ケミコンと基板以外は古い部品を使いまわしました。手前が古い基板とケミコンです。

リップルを計測したところ、無負荷ではリップルは観測されず。負荷をかけても 1mV を下回っています。何度か登場しているハムハムノイズジェネレータをつないでみて、ハムがほとんどわからなくなったのを確認して納得。

原因は取り外した部分にあるはずなので、古い基板の見るからに危なっかしい配線かふるーいケミコンが悪かったんだろうなあと思います。

リップルはまだ残っていていつかまた気になりだすかもなあと思いつつ、今のところ許容範囲内なので電源はひとまずこれでよしとします。電源ひとつとっても深いなあ。ってこんな配線じゃトラブル起こしますか。