そろそろ筐体側に手を入れはじめようと思うので、まずは避けて通れないキーボードコントローラを開けてみます。部品の入手、製作ともに、もっとも苦労した部分です。週末所用で作業ができなかったので写真だけです。この部分は思い出深くて、オヤジノタワゴトがどうしても入ってしまい長文になってしまいました…
月別アーカイブ: 2005年11月
エンベロープジェネレータに通電
エンベロープジェネレータの回路
エンベロープジェネレータの基板から回路図を起こしてみました。
これが2系統入っていました。
「なるべくディスクリートのコンセプト」からいきなり外れているような気がしますが、まあ気にしない気にしない。
まだ通電していません。タンタルコンデンサが使われており劣化がちょっと心配です。でも楽しみです。
またノイズジェネレータ:変調回路はどう効いているのか?
ノイズジェネレータはその後どうなったか
前回は音が出るところまでは行きましたが、ハム混入がひどいので、少しずつ時間をみつけてちまちまノイズジェネレータに手を入れてみました。
まずは回路図を読んでどこからハムが混入しているか切り分けないといけません。
ノイズジェネレータに通電
平日は作業時間がほとんど取れないので週末にやったことを blog にまとめてゆくことにします。
さて、いよいよ基板に通電してゆきます。まずはノイズジェネレータから。変なモジュールからはじめますが、早く何か音を出したいもので。さっそく基板を調べて大雑把な構成を見てゆきます。
まずは電源から
いよいよ基板の復活作業開始です。週末とはいえ昼間は家族サービスなので、作業は夜から開始です。まずは電源がないと何もできないので、電源の手配からです。
幸い、前回製作に使った電源が出てきました。
中をあけると、部品の取り付けが若干緩んでいただけで見た目は大丈夫そうです。回路は3端子レギュレータを使った +12V -6V 正負電源です。
特に問題なさそうに見えるので、電源を投入することにします。いちおうヒューズが切れていないか確認。プラグを指して、電源ON! ちゃんと +12V, -6V きました。3端子レギュレータの定格電流は確か 1A なので、まずは 500mA の負荷をかけて電源に交流がのってこないかテスターで確認。ケミコンのへたれもあまりないようです。
電源は問題ありません。復活しました。
パーツ箱を覗いてみる
基板といっしょにパーツ箱が出てきました。3箱あって、下の写真は一箱目です。
なんかいろいろあるある。
オペアンプがたくさんあります。
TL072
TL082
RC4558
CA3080
しばらくオペアンプにはこまらなさそうです。
トランジスタ類では 2SC945 が50本ほど袋に入っていました。袋に「慣らし済み」と書いてあるので、VCF でも作るつもりで特性の近いものを選んでいたのでしょう(例によって全然覚えていない)。ダイオードラダーの VCF も作ったので、IS1588 と思われるダイオードもかなりたくさんあります。あとは、C-MOS ゲート IC が若干
MC14001B quad 2-in NOR
MC14011B quad 2-in NAND
MC14025B triple 3-in NOR
MC14081B quad 2-in AND
など。なつかしいなあ。他に3端子レギュレータなどもありました。抵抗・コンデンサの類はかなり少なかったので、実際に製作をはじめたら買い足さないといけないです。
さて、出てきたものは大体一通り眺めたので、いよいよ古い基板を動かす努力をはじめたいと思います。まずは電源から着手の予定です。
(のんびり続く)