いつも親しくしていただいている、masa921 さんが、最近 AKAI の EWI3020 を入手しました。
これ用の音源の EWI3020m には、ちょっと変わったポストフィルタがついています。
聞かせていただいたんですが、このフィルタがすごいんです。
それをかけると、あら不思議、どんな音源も管楽器っぽくなります。
実機を持っていないので音デモができないのが残念なのですが。
すごく魅力的なので、少し調べてみました。
masa921 さんに無理をお願いして、基板写真を送っていただき、読み取ってみました。
基板写真はこんな感じです。
赤丸で囲んだあたりが問題のフィルタです。とんでもない数のオペアンプが並んでますね。これ全部使って一個のフィルタです。
なにやらスゴそうでしょ?
回路図起こしましたが、図面をアップするのは自粛しておきます。
わかったことは、
- フィルタは、2タイプある
- 1タイプは、BPFで、もう1タイプは、くし型フィルタに近い、ちょっと変わった特性のフィルタ
- BPF にかけると、音が木管楽器ぽくなる
- くし型的フィルタにかけると、音が金管楽器ぽくなる
- BPF は、オペアンプ1ユニットを使って構成されていた。
- くし型的フィルタはちょっとすごい
- APFを縦列接続しています。
- その数、なんと22段
- このAPFフィルタにフィードバックをかけて、独特の金属感を出しているようです。
見てると、作りたくなってくるフィルタです。サミットに間に合えばラッキー。間に合わなければごめんなさい、であります。
入手した・・・まぁ本人の立場だとそうですね・・・。
かわりにDX7Ⅱとかいろいろ小物をいただきましたけど・・・。
というかそのままEWIをもってらっしゃいなw。
所長さんコメントありがとうございます。
> 入手した・・・まぁ本人の立場だとそうですね・・・。
むははは
> というかそのままEWIをもってらっしゃいなw。
一度現物に触れてみたいですね。まだ Windows Media 経由の音しか聞いていないです。(かなりいい感じ)