新プロジェクトを立ち上げました。
相変わらずシンセばっかですが、今回は蒸気式です。とはいえ、コントロール入力は MIDI なのですが。
ブロック図はこんなです。
ボイラーからの蒸気をふた系統に分けて、片側はオシレータの制御蒸気に、もう片側はフィルタとミュートの制御蒸気として利用します。まあ、古典的な方法ですね。
フィルタは、パスカルの考案したトランペット・ラダー方式を使います。蒸気式ならまずはこれでしょう。近頃では、ディジタル・スチーム・シンセを使っても、オリジナルと聞き分けつかない、わざわざ手間をかけて蒸気式で作る必要はない、という人もいますが、そんなことはないと思うのです。やはりトランペット・ラダーは蒸気式に限ると思うのです。
オシレータは、下図の、Doepfer 型の圧力 – 回転数変換方式で制御します。シンプルだけどいい音。Steam Controlled Oscillator といったら、やはりまずはこれです。
今年のサミットには間に合うかしら。いつかはこれぐらいの規模のものも作ってみたいです。
コントロールはOSCでやりましょうよ!
あやうく信じそうになりました。これは4.1ネタですよね!?
genie さん:
では、MIDI -> 蒸気の部分は Linux + ALSA でいきましょう。これで OSC 対応にもなるはず。
もあさん:
パスカルのトランペット・ラダーあたりでは気づかれたのではないかと :-)