といっても、ハービー・ハンコックのあの名曲のことではなく
汎用、とはいえオーディオに特化した汎用DSPラックです。
そういうと、なにやらわかりにくそうですが、要はソフトを載せかえるとシンセにでもエフェクトにでもなる汎用オーディオプロセッサラックです。
今リリースされているソフトがChameleonのホームページで紹介されています。シンセからボコーダからエフェクトから、なんにでも化けて、楽しい感じです(あ、それでカメレオンなのか)。音もかなり良いように思います。
しかしながら、私自身は、あまりこの領域に詳しくないのですが、ライバルはPCであるように思えます。PCでもかなり似たことはできてしまうわけで、PCじゃいかんの?というところの答えに、カメレオンの存在価値はあるように思えます。
とても興味深くて、手にとって使ってみたい気はするのですが、いかんせん、値段はそれほど安くないようです。
>ライバルはPC
間違いないと思います。もっともっと早く世に出ていれば、また注目度は違っていたことでしょう。厳しいようですが、今となっては、使用者像が見えません・・・。
強いてあげれば、レイテンシなのかなとは思いますが、
これも、いつまでPCに対して優位なのかわからないです。
見て楽しめる筐体にするとか、アナログものと組み合わせるとか、PCにできない芸当を模索しないと、PCにどんどん食われてしまいそうな気がします。
Chameleon持ってます。もう4~5年前の製品ですよ。
VAシンセになるプログラムが一番使用頻度高いですが
出音は非常に良いです。
あとTR909,TR808,TB303×2のマルチ音源になるプログラムもあって
(ようはReBirthですね)
一台のハード音源でこれを実現してるのはChameleonだけじゃないでしょうか。
サンプリングじゃなくバーチャルアナログでシュミレートしてるので
エディットの幅も広く、音圧こそ本物には負けますが一聴した感じそっくりです。
ボコーダーになるプログラムも、非常にエグい出音で気にいってます。
テクノ作ってるんで、個人的にはこの3つのプログラムだけで
値段の元とれた感じです。
PCに対しての優位性は「安定している」「レイテンシーがない」「持ち運びが容易」
ってことでしょうか。例えばライブでボコーダーとして使いたいときサクッと持っていけるんで。
難点はプログラムを送り込むのがMIDIなので遅い(2~3分)ってところですね。
曲作りの時にはシンセとして使って、ミックスするときエフェクターとして使おうって
なったときに、若干切り替えるのがおっくうです。
なのでもう一台欲しくなりますw
dub さんはじめまして。コメントありがとうございます。
実際に使っている方からの情報はとても参考になります。
やはり、音は良いのですね。
アナログ機材は、使うと配線の嵐になるのですが、Chameleonはとてもすっきりしていて、そこがとても使い勝手がよさそうですね。
さらに、「作る人」の視点からすると、自前でDSPプログラムが組めるというのはものすごい魅力です。やはり、機会があったら手元においておきたい一台と思います。