wx5 の出力

SNS 日記で少し前に書きましたが、wx5 を入手しました。
もちろんアナログシンセのコントローラとして使うためですが、まだ MIDI-CV を作っておらず使えません。

wx5.jpg

まずは、wx5 からどう信号が出ていて、どう使えばよいか調べることから始まります。


wx5 の出力には、MIDI と wx 出力があります。wx 出力を使うと、wxケーブルから電源も供給することができ、取り回しがすっきりしてよいのですが、いかんせん仕様が不明です。まあ、MIDIなら覚えたことを転用もできますし、MIDI を使うことにします。

wx5 は MIDI 出力をかなり細かく設定できますが、つまるところは、以下の4種類の基本出力を、MIDI のどこかに割り当てる、ということのようです。

– note on/off (基本中の基本)
– expression (吹き込む息の強さに対応)
– ベンダーからの出力 (右手親指のところについている)
– リップセンサー出力 (マウスピースを噛むと検知)

ベンダーとリップセンサーは後回しにして、まずは吹くとかならずついてくる note と expression の二種類がどういう関係にあるか調べました。

【方法】
1. wx5 を、MIDI モニターに接続して、吹く。タンギングつきとタンギングなし、それぞれ弱中強の三回ずつ。
2. 出てきた MIDI コードのうち、note と expression を時間軸上にプロット

【結果】
結果が、以下のグラフ二つです。最初がタンギングつき、次がタンギングなしです。タンギングつきのデータがふらついているのは、多分吹き手がへたくそなせいです。

tongueing.png
no_tongueing.png

note on/off には、基本的には強弱情報は含まれていません。息の吹き込みが始まった時点で note on となり、止まった時点で note off になります。強弱の表現は、expression の信号に完全に任されています。強弱が現れていたり、タンギングつきとタンギングなしで、立ち上がりの形状が違ったりと、表現豊かです。

が、立ち上がりの形状は、おもったより単純でした。もっとぐちゃっとなるのかと思っていましたが。実際の管楽器の立ち上がりのカオス状態が wx5 で表現されていればうれしいなあ、と思っていたのですが、そう甘くはありませんでした。カオス感は是非出したいところですが、まあそれは、ノウハウがたまってきてから考えたいと思います。

この信号でどうアナログシンセをドライブしたらよいのか、今ひとつわからないので、まずは、MIDI-CV を製作して、つなぎながら考えるのが良いかなと思います。

wx5 の出力」への2件のフィードバック

  1. Chuck

    私も以前WXを持っていましたが、手放してしまいました。運指が伴わず、ノート情報はシーケンサにステップで打ち込んでおいて、息の強さとかリードを噛んだりとかしてアーティキュレーションだけあとづけで入れて曲にしたことがあります。

    そんなに綺麗な情報だと、立ち上がりは意図的に荒らすことになるのかもしれませんね。立ち上がりの短い期間のEGを設定してノイズをミックスする、とか。(レイノルズ数とかいうキーワードが頭に浮かびましたが忘れることにします…大学の物理で特に流体は苦手だったっす)

    MIDIになるまえの生信号が取り出せて何かできたら面白いかもしれませんね。

  2. gan

    レイノルズ数…そういえば、空気の流量をセンシングする方法を勉強中なのを忘れてました。再開せねば。

    > MIDIになるまえの生信号が取り出せて何かできたら面白いかもしれませんね。
    はいー。expression 128 段階というのは、大雑把過ぎるのではないかという点も含めて、いずれ生信号が欲しくなりそうです。

    最終的にはこんなことになるかな~?
    http://home.comcast.net/~ijfritz/sos_over.htm
    イアンさんのステルス(息子)、あこがれです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください