キーボードコントローラを開けてみる

そろそろ筐体側に手を入れはじめようと思うので、まずは避けて通れないキーボードコントローラを開けてみます。部品の入手、製作ともに、もっとも苦労した部分です。週末所用で作業ができなかったので写真だけです。この部分は思い出深くて、オヤジノタワゴトがどうしても入ってしまい長文になってしまいました…
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このシンセの製作をはじめたのは中3の頃でしたが、実はもっと早くに「作りたい」と考え始めていました。しかし、鍵盤がどこで市販されているかどうしてもわからなくて、ポータブルシンセを作るのはあきらめかけていたある朝の登校中、ごみ捨て場に捨ててあるエレクトーンを見つけたのでした。これはみっけものと、授業が終わるとドライバーを持ってダッシュでとりに行きましたが、予想通り一足先に学校が終わっている小学生の餌食となっており、鍵盤はかなりの数壊されていました。気を取り直して4オクターブ2段鍵盤の生きている部品を寄せ集めてなんとか3オクターブ分の鍵盤ができました。
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接点部は、オーソドックスに金属バー2本を CV 用と Gate 用スイッチに使っています。
たまたまエレクトーンのスイッチの構造がシンセキーボードの構造に似ていたので、助かりました。金属バーは真鍮を使っており、CV 側のバーはハンダメッキがしてあります。経年変化を考えてのことですが、効果があったのかは、これからの調査でわかります。楽しみ。
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ちなみに、もともとのエレクトーンキーボードでは、金属バーではなく導電ゴムのような棒が入っていました。

CV 発生器の基板はこんな感じです。キーボードは最初に入手した部品ですが、こちらの基板はかなり後に作りました。確か設計は自前です。
cv-top.jpg

このCV発生器、回路は簡単なのですが、製作には大変てこずりました。発振が起きてどうしてもとまらなかったのです。発振を止めるだけで1ヶ月以上かかったのを記憶しています。

で、裏面を見ると…
cv-rear.jpg ぎゃー
狂ったようにバイパスコンデンサが入っています。(なんか容量が多いような気がしますが)

この基板を作ったのは、高校生活も後半に差し掛かった頃で、配線の乱雑さからシンセがなかなか完成しないあせりが漂っています。

さて、この基板動くには動くと思うのですが、あまりに見た目がすごいので、これをそのまま使うか迷ってしまいます。この苦労は後で私の技術者としての仕事に大いに役に立ったのですが、私ももうオッサンだし同じ基板を使って同じ苦労をぶり返さなくても良いような気もします。

まずは回路を読んで通電してから決めようかな。

おまけ
筐体の中から蚊取りマットが出てきました。
こういう雑な性格は一生直らないかも。katori.jpg

長文すみませんでした。
(続く)

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