AKAI EWI 3020m についているポストフィルタのコピーです。シンセの音を管ぽく加工するフィルタで、かなり強烈な効果がかかります。二系統あって、一系統は土管の中にいるような音になります。もう一系統は、もうすこしおとなしく管らしい味付けになります。
回路図は上のとおり。Eagle の回路図なのでかなり見づらいですが。
二系統のフィルタがあります。一系統めの土管系は、フィードバックのかかった 22段の APF です。二系統めのマイルド系は、BPF。規模の対比がものすごいです。
この回路は、ほぼオリジナルをそのままコピーしているのですが、実際に使ってみて、パラメータは可変にしたほうが使いでがあるかもしれないと感じました。
こんなすごいフィルタを使っているんですね。驚きました。
ほんに、過激です。音を聴いたときには、どんな回路かまったく想像つきませんでした。
いたく影響をうけて、SIPのオペアンプでPCBデザイン作ったんですが、部品点数が多すぎで、PCBに穴あけできる気がしないという理由でぼつになってます。
うーん。
SIP はとりまわしが良くて便利ですよね。
チップ部品でも、かせげる集積度はそれほどでもないかな、と感じることもあります。
が、このフィルタでは、部品の裏に部品を置いたりして、かなり密度を稼いでいます。
オリジナルは SIP を使っての実装で、これよりかなり大きいです。
Chuck さんぜひ作ってみてください
興味ある人がたくさんいらしてうれしいな~
そうですよね。揺らしたくなりますよね。
どこか地下で SynthEdit を使って揺らしているお師匠様がいるとかいないとか...
操作ミスで Chuck さんのコメントを消去してしまいました。幸いキャッシュからコメント文は取り出すことができました。
もうしわけありませんでした。
もっと注意を払ってサイトを運営したいとおもいます。
以下復元した Chuck さんからのコメントです:
これ作りたいわぁ。万能基板で手組みで作りたくて手がぴくぴくしています。
オールパスフィルタ部分を全部とは云わないが揺すれるようにしたくなってしまいます…
SIPやDIPでも、基板パターン面に表面実装するようにパターンを裏返して作ってしまえばいいんですよ。>takedaさん
すげぇ!!実は今 EWI 用のソフトシンセ作ってて、これがどーなってるか知りたかったんです!!もう、本体に TSP 突っ込んでインパルス応答取るか…と思ってました。
APF 22 段ってデジタルだと APF に突っ込む係数とフィードバック量がそれぞれどれくらい、ってわかりますでしょうか?僕の頭では回路から変換できなくて…。
Masanao Takeuchi さんコメントありがとうございます。私自身は長らくディジタルフィルタ組んでないのですが、というか APF の経験はないのですが、以下のドキュメントがものすごく詳しいので参考にならないでしょうか?
http://faculty.cua.edu/regalia/regalia-perso_files/proc-jan-88.pdf
ウプロダの利用で恐縮ですが、デジタルで再現してみたらどんな感じになるか試してみました。
http://ux.getuploader.com/oto_amaka/download/17/ifw_violin.mp3
回路から正確に持ってきたわけではなく、フィードバック付きの 22 stage APF という情報から妄想して作りました。
APF の係数、Stage 数、Resonance を可変できるようにして、この例では Stage を 24、Resonance を負側に深めに設定したうえで、APF の係数を Pitch Bend、Breath、OSC 波形(TRI) でモジュレートしています。演奏には EWI を使ってます (ヘタクソですが)。
面白いものが出来たので感謝しております。
うわーありがとうございます。おもしろっ
フィルタの雰囲気かなり出ていますね。レゾナンスは、発振するちょっと手前で止めるぐらいまで粘って戻すとさらに似てくるかもしれません。その状態で周波数スイープするとアナログでは発振が起きたり起きなかったりがたついてやっかいですがディジタルフィルタだとすっきり動かせそうですね。