Eagle 5 と Eagle 6 を混在して使う (Windows)

Analog2.0 を含め、今までのプロジェクトは CadSoft Eagle を使って回路図・基板レイアウトの設計をしています。最新のバージョンは 6.5 あたりですが、ライセンスの関係でいまだに  ver. 5 を使っています。バージョン6での大きな変更点として、データファイルの形式がバイナリからXMLに変わったことがあります。データがテキストですと、バージョン管理ソフトとの相性がよく、今まで苦しんでいた履歴管理がぐっと楽になる可能性が高いです。ですが、古いプロジェクトは「データファイルを変更せずに」参照できないといけません。なので、Eagle 5 と Eagle 6 の混在環境を作ってみることにしました。今まで混在環境を長く維持できたことないんですが、どうなることやら

ノイズ源に使うトランジスタ

ここしばらくノイズの音源に使うトランジスタについて、廃止品になってしまった 2SC3311 の後継として使うものを探していました。 色々と比較した結果、BC547 というトランジスタを使うことにしました。理由は以下のよう…

ノイズ源トランジスタの評価その3

トランジスタの試聴結果の計算方法を変えてみました。 新しい方法では、以下のようにスコアを計算します。得られた数値は「勝率」になります。 「良い」と判断されたら1点とする。 「良い」と判断されなかったら0点とする。 平均点…

SPI / RX 衝突試験

通信ドライバでの SPI と RX の衝突試験をしました。通信ドライバはいつでも RX 信号を受け取る可能性があります。それはホストがデータの受け渡しをするため SPI 通信をしている最中でも起こります。RX 信号の処理…

ドラゴンのしっぽ

dragons_tail 以前の投稿に書いたように、AVI Dragon は debugWire インタフェースの SPI ピンに干渉するため、SPI を使ったアプリケーションをデバッグするには、これらのピンを切断する必要があります。さらに、リセットピンも干渉していることに気づきました。今開発しているアプリケーションでは、Arduino からデバイスにリセット信号を送っているのですが、Dragon を繋いでいるとこの機能が無効になってしまいかなり開発がやりにくくなっていました。そこで、前回作った切断回路に改良を加え、リセットピンも干渉からはずせるようにし、さらに回路をブレッドボードから基板に移しかえ、お助けデバイス「ドラゴンのしっぽ」を作りました。いい感じで動作しています。