ハンドクラップ、ミキサ、修正、回路組み立て完了
909 クローンの製作、基板の組み立て完了を急いでいたのでまたブログに記録を残すことを端折って作業をしていました。
さて、音源モジュールはあとハンドクラップを残すのみとなりました。
909 クローンの製作、基板の組み立て完了を急いでいたのでまたブログに記録を残すことを端折って作業をしていました。
さて、音源モジュールはあとハンドクラップを残すのみとなりました。
TR-909 クローン、製作が進みだんだんコツをつかんできてあまりつっかえるところがなくなってきました。できれば一月中にハードウェアの組み立てを終わってしまいたいのでブログに記録を残すのを端折って製作作業を急いでいました。スネアドラムまで組み終わったので忘れないうちにやったことをざっと記録しておきます。
TR-909 クローンのファームウェア、あまり深く考えずに C で書き始めましたけど、どうもちょいちょい「これは、C++ のほうがよくない?」という場面にあたります。
例えばこんなところ
void TriggerRimShot(int8_t velocity) {
SET_BIT(PORT_TRIG_RIM_SHOT, BIT_TRIG_RIM_SHOT);
SET_BIT(PORT_LED_RIM_SHOT, BIT_LED_RIM_SHOT);
g_rim_shot.status = 255;
}
この関数にはこんなマクロが参照されています
#define SET_BIT(port, bit) (port) |= _BV(bit)
#define PORT_TRIG_RIM_SHOT PORTD
#define BIT_TRIG_RIM_SHOT PD0
なんというか。マクロだらけです。けっこう危ないコードだしメンテも大変そうです。他にもこんなところ
void CheckSwitches(uint8_t prev_switches, uint8_t new_switches) {
if ((prev_switches ^ new_switches) == 0) {
return;
}
if (IS_RIM_SHOT_ON(new_switches)) {
TriggerRimShort(127);
}
if (IS_OPEN_HI_HAT_ON(new_switches)) {
TriggerOpenHiHat(127);
}
if (IS_CLOSED_HI_HAT_ON(new_switches)) {
TriggerClosedHiHat(127);
}
}
スイッチが押されるのを検知する関数ですが、マクロを使うわ微妙に違う似たようなパタンの繰り返しになるわ。実行速度を考えるとループを回したり関数ポインタを使った汎用ルーチンを使ったりは避けたいですけど、すぐにメンテが大変なことになりそうです。これ、テンプレートが使えないかな?
てな風に、C++ で書いた方がいいんじゃね?感がどんどん増してきました。8bit プロセッサのコードを C++ で書くのはあまりやったことがありませんがどんな感じなりそうか見てみました。
さて、909クローンのハイハットを鳴らすにはファームウェアを書かないといけません。さっそくプログラミングに入りたいところですが、仕事で書くソフトウェアでも設計しないでいきなり書くと必ずひどい目にあいます。先に進みたくて焦りますが設計に時間を少し割いたほうが良さそうです。
下図は予定しているファームウェアの大まかな構成です。このほかに設定値の記憶など全体を統括する部分も必要になりそうですがとりあえず設計の大筋に影響は出なさそうなので後で考えることにします。図を眺めているうち、プログラムを書く前にタイマの割り当てを考える必要があることが見えてきました。
リムショット回路の製作は完了、予定に従って次はハイハットの製作です。初挑戦の PCM 音源、ここが製作の一つのヤマだと考えています。また作るのを楽しみにしていた音源でもあり、ずんずん製作を進めたいところですが、残念ながら休暇も最終日、本日中には終わりそうにもないのでここまでの作業と調べたことを記録に残します。