ここ数日の進捗

一台のシンセとして組み上げられるようになったので組み立てて目立つ問題をつぶし中。


復活中 VCO
アンチログ回路に TEMPCO 抵抗を入れる。恒温槽と比べてこちらのほうが簡単だった(当たり前だが)。PWM modulation 入力以外全てコネクタ化。ピッチが不安定なのはほぼ解決した模様。大きな問題なし。

EG
2系統のうち1番のアタック時間が最小にしても妙に遅いので修理。調べたところ 1MΩのボリュームを最小にしても 4kΩ ほどの抵抗が残っていたため。ボリュームを交換して解決。新品を使ったのにおかしいなあ。

鍵盤
ここがネックでシンセサイザーとしての品質悪し。以下の問題があり目下苦戦中
– 鍵盤の接触不良
接点を洗ったり削ったりハンダを乗せたり。おかげで CV 側は大分良くなり鍵盤起因の音痴はなくなってきたが、依然 Gate 側が不調。
– チャタリング
GATE でチャタリングが激しく発生。最初接点の問題かと思いましたが、確かに接点を良くするとチャタリングが起こりにくくなりますが、でもそれに寄りかかるのは危なっかしく、つまりこりゃチャタリング防止回路の設計ミスです。
– 万年ポルタメント状態
S/H のコンデンサを小さくして症状は軽減されたが根本解決にはならず。充電と GATE のタイミングの問題で、現状の設計では解決しない懸念あり。再設計を検討中
– 弾きにくい
遊びが一定していない。鍵盤下のクッションが薄すぎて弾くとカツカツうるさい。そのとき鍵盤の底に「カツーン」と当たるので手ごたえがすごく悪い。クッションをもっと厚いものに変えて接点の遊び調整をする必要あり。想像するだに大変。

鍵盤って難しいです。

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