VCA, VCF が何とかパネルに収まりました。だんだんアナログ回路にもなれてきたので、恐くて手を出していなかった VCO の古基板復活に着手します。
復元前の基板はこんなです。写真だとわかりにくいですが、パーツはひしゃげ、基板は黒いホコリがたまり、とても汚い状態です。
動くかどうか大変不安ですが、なかなかの大作、何とか復活させてやりたいところです。以下の作業を実施しました。
– エアスプレーで基板上のホコリを飛ばす
– それでもまだ汚いので綿棒に水をつけて拭く。まだ多少汚いがよしとする。(綿棒は真っ黒)
– ひしゃげたパーツをきれいに整える
– 基板を読み端子ごとにメモを入れる
– ケミコンをはずして容量を測る。容量が落ちていないのでそのまま使うことにする。
– ハンダをチェックし、怪しいところはいったん吸い取ってハンダ付けしなおす。
以上の作業で、基板はそれなりにきれいになりました。
それでは、電源 ON。音出ました!
20年ぶりに聞く VCO の音、何か感慨深いものがあります。
回路の元ねたは例によって「シンセサイザーの実験と工作」、やはり予想通り Moog モジュラー 921 の(少し崩してある)クローンでした。
音出ましたが、ど音痴です。パネルに収めるにはまだたくさん作業が残っています。
– 各部の調整。これは淡々とやれば良いです。
– 温度補償を入れる。もともとの基板には温度補償がないので、0.3%/℃ でピッチが狂うはずです。少し基板の改造が必要。CA3046 を使うか Tempco 抵抗を使うか迷っています。
– 端子はコネクタに変更。少なくとも電源はそうしたい。
– サブパネル製作。VCF で味をしめてしまいました。あの楽さを味わうともうリード線での配線には戻れません。
まずは…寝なくては!
見違えるようにきれいになるんですね。
びっくりしました。
なんだかすごくうれしいです・・・・って自分のことじゃないのに^^;
ありがとうございます恐縮です。
ただいま音痴と格闘中…ですが発振が止まっちゃいました!正確にいうと聞こえない高周波で発振してコントロールがきかないです。
受動モジュールと違うので切り分けが大変です。がっくし。