Analog2.0 LFO 回路の改善

これは Analog2.0 LFO の最新版の回路ですが、この回路が電源に干渉してしまい、LFO の振動に合わせて VCO のピッチが揺れる問題がありました。原因は LFO の振動に合わせて消費電流が大きく変わるからと考えられます。回路図を眺めてみると、矩形波出力の電圧を下げるための R18 と R19 がちょっと気になります。

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MIDI OX を使って MIDI メッセージを記録する方法

MIDI メッセージの解析をするのに MIDI-OX は非常に強力なソフトウェアです。MIDI 信号を再現するために、受けた信号を記録することもできるのですが、やり方が少しわかりにくいのでこの記事に書き留めておきます。以下の手順で .mid ファイルを作ることができます。

1. Input Monitor を開く

開かなくても記録はできるんですがモニタを開いておくと受けたメッセージが見られるので作業が楽です。メニューの

View-> Input Monitor…

から開けます。

2. モニタを開始する

Actions -> Start Display

で開始します。ついでに SysEx も受け付けるようにしておくと解析にはよいかもしれません。

Options -> Pass SysEx

3. 試しに MIDI メッセージを入れてみる

以下のような画面になるはずです。右下の REC と SYX というボックスが紺色に反転していることが重要です。

4. 記録を開始する

モニタ画面を右クリックして “Clear Input” を選ぶと画面がクリアされます。クリアしたら記録を開始します。

File -> Log

を選んで、ログファイルダイアログを呼び出し、以下のように内容を変更します。

  • Enable Logging を入れる
  • Log Format を “MIDI to Text” にする
  • Log File の拡張子を .mtx に変える

OK ボタンを押すと記録が開始されます。再度何か入力を入れると、以下のような画面になります。右下の LOG ボックスが紺色に反転していることが重要です。

5. 記録を終了する

画面右下の LOG ボックスをクリックするか、File -> Log… ダイアログで Enable Logging を外して OK ボタンを押すと記録が終了します。記録開始時に指定した .mtx ファイルが生成されます。

6. .mtx ファイルを .mid ファイルに変換する

Mtx2Midi というツールを使います。MIDI-OX のページ

http://www.midiox.com/

に行って、Mtx2Midi-Installer.zip というリンクを探してインストールします。インストール後、生成した .mtx ファイルを右クリックして “Convert to MIDI file” を選ぶと変換した .mid ファイルが同じフォルダに作られます。

MIDI 受信くん

schematic

DSC02703

PSoC Creator が突如不安定になってしまいソフトウェアが書けなくなりました。

修復中ですがその間に 「MIDI 受信くん」を作りました。悲しいぐらい手順を忘れていてこんなもんにもえらい時間がかかりました。これで MIDI 受けの開発がちょっと楽になるといいです。

動作確認はまだ。

ノイズ源に使うトランジスタ

DSC00098_2ここしばらくノイズの音源に使うトランジスタについて、廃止品になってしまった 2SC3311 の後継として使うものを探していました。

色々と比較した結果、BC547 というトランジスタを使うことにしました。理由は以下のような感じ

  • これが一番大事、ノイズ音源として性格が良いこと
  • 発生するノイズレベルが2SC3311 に比較的近く、回路変更なくそのまま差し替えて使えそう
  • 一般的に広く使われているトランジスタで、セカンドソースもあり入手が比較的容易。
  • 廃止品になる気配が今のところない。

前回の記事までは未加工のノイズを聴いて選んでいましたが、それではあまり差がわからず、ノイズ用トランジスタなんてどれも一緒なんじゃないの、と感じましたが、ちょっと考え直して、レゾナンスのかかったVCFに通してみました。ノイズをレゾナンスのかかったフィルタで強調するのは、ノイズジェネレータの重要な使い方のひとつです。

これがトランジスタによってかなり挙動の違いが出ました。音の性格が違うので試聴試験による聴き比べで優劣を決めるのは難しく、実際にシンセサイザーを操作してみて、「気持ちよいポジションが探しやすいか」を基準に選びました。

音の良し悪しはやはり人の好みなので、絶対の正解はないと思います。他にも良いトランジスタがあるかもしれません。

BC547 のデモ音:

Analog2.0: ミキサー基板/LFO基板更新

 

Analog2.0 基板の更新作業は進行中。ノイズ&ミキサ基板とLFO基板の作業を終えました。

なんとなくどの基板にも新しい改造お助けポイントを入れてます。

左はノイズジェネレータ・ミキサ基板。あまり改造ポイントはなく地味に一箇所だけ追加してあります。

右は LFO。いつもお世話になってる casiotone401 さんからのご提案で、version 1 で廃止した部分を改造ポイントとして戻しました。