AVR Dragon と SPI インタフェースの干渉を防ぐ

photo (3)AVR Dragon を使うと debugWire インタフェースを通して実機上でデバッグが可能です。debugWire は AVR ISP プログラミング用の 6ピンのコネクタを共用します。詳しくは下記のリンクに説明があります。

http://www.atmel.no/webdoc/avrdragon/avrdragon.section.zrr_osd_lc.html

ところが、AVR Dragon を使うと、開発対象のアプリケーションの SPI 機能がうまく働きません。

AVR Dragon について

AVR Dragon を使い始めましたが、忘れてしまいそうなことをメモ できること ブレークポイントでプログラムを止める。(デバッグ実行時にはランモードとストップモードがある。) ステップ実行 メモリ、レジスタ、プログラ…

ノイズ源トランジスタの候補

アナログ式のノイズジェネレータは、トランジスタの EB 間に耐圧 (Vebo) を超える逆方向電圧をかけ、その結果生じるツェナー電流の交流成分を増幅する方式が一般的です。Analog2.0 のノイズジェネレータもその方式を使っています(こんな回路です)。

このノイズ源としてどんなバイポーラトランジスタを使ってもたいていノイズは発生するのですが、聴いた感じの良し悪しは、型番によってけっこう違います。良いノイズ源として有名なのは 2SC828A ですが、とっくに廃止されていて今やレア部品です。そのため Analog2.0 では、設計当時の現行品で評判が良かった 2SC3311 を推奨しています。しかしこのトランジスタもついに廃止になり入手できなくなりました。以前からやらねばと思いつつ先延ばしにしていた後継トランジスタ探しを始めなくてはなりません。

Arduino IDE のフォントを Consolas にする

日本語 Windows で Arduino IDE を使うと、エディタのフォントに MSゴシックが使われていて、見づらいことこの上ありません。そろそろストレスに耐えられなくなってきたので、見慣れた Consolas フォ…

電圧制御エンベロープジェネレータ 基礎検討:アナログ式

色んな用途で使う予定があって、電圧制御エンベロープジェネレータの設計の基礎検討をしています。

エンベロープジェネレータ回路は、アナログシンセサイザーの中では単純なほうですが、通常の単純な設計では電圧制御ができません。コンデンサへの充放電の速さを制御することで振る舞いを変えるので、可変抵抗器を使えば簡単に作れてしまうのですが、もっと速く細やかな制御をしたいときには可変抵抗の抵抗値で、というのはちょっと不都合です。そういうわけで電圧制御の必要性が出てきます。

電圧制御式のエンベロープジェネレータを作るには色々なアプローチが考えられます。いくつかを実際に試作して検討する予定ですが、まずはアナログ式を試してみました。

2SC1815 と 2N3904 のトランジスタマッチング

といっても 1815 と 3904 をかけあわせる、という話ではないのですが。 性能の良いVCFを作るにはマッチングのとれたトランジスタペアを使うことが大事です。 上の図は、マッチングをとるときの古典的な方法です。この方…