開発中の Mission Control は、CAN インタフェースに繋ぐのが必須なので今のところ Raspberry Pi でのみ動きます。今使っているのは「たろ」君と「じろ」君のラズパイ4二台ですが、今回の開発では、たろ君が頑張ってくれていました。

しかし、たろ君の OS と開発環境は SD カードに載っています。いつ飛んでしまうんだろうかとおっかなびっくりだったのですが、今日ついにミッションコントロールをリビルドしたところでホストが停止、本体を見てみるとディスクアクセスランプがつきっぱなしです。あーこれダメなやつだ。と言いながらだましだまし作業継続するも二度目の停止。こうなったら仕方ありません。たろ君が完全に動かなくなる前に開発環境を引っ越すことにしました。名前まで付けて愛着がわいてますが壊れかかっているのではしかたありません。まあ壊れてるのは多分 SD カードだけですけど。
二号機のじろ君、長いこと行方不明だったんですけれどもつい先週部品箱の奥からひょっこり出てきました。小さいからね。いちどどこかへ行っちゃうとなかなかね。
じろ君は SD カードではなくて SSD から起動で、USB にでかいのが刺さってます。じろ君は別のネットワーク上で設定したので立ち上げてもいきなりは繋がりません。ので、キーボードマウスモニタ直結。あれこれぶすぶす刺さっているのがなんか大変そうです。

電源を入れると無事に立ち上がりました。どんな環境だったかすっかり忘れてましたがデスクトップ環境が入れてありました。これはラッキー、ネットワークの切り替えはマウスでちゃちゃっとやって済みます。でも思えばネットワークも有線で繋いでもよかったのですね。ちなみにたろ君は Raspberry Pi OS Lite で SSH で繋いで開発してました。

無事にネットワークに繋がったところで、ルータが割り当てた IP アドレスを固定アドレスに登録して、SSH でなかなか繋がらず苦労しましたけれどもここでメモっておくべきは二点だけ
- Windows で DNS のキャッシュを消すにはコマンドプロンプトから ipconfig /flushdns
- WSL はルータ提供の DNS をうまく使えないかもしれない。そのときは ~/.ssh/config に書いとけ。/etc/hosts はシステムが書き換えるかもしれないからやめとけ
SSH が使えるようになったら CAN インタフェースの付け替えです。どのピンにどのケーブルをさすか写真を撮っておいて、さしかえます。

ミッションコントロールを起動させるにはさらにもう少し設定が必要でしたがそちらはソースコードの README を更新することにします。
で、ミッションコントロールは無事にじろ君の上で起動しました。ここ数か月ガンガン働いていた たろ君は長いこと休んでいたじろ君と比べてみるとけっこうヨレヨレです。お疲れさんでした。まあ後日メディアを入れ替えて復活すると思いますけれども。
それにしても SD カードは弱くて本当にあてにならない。みなさんどうして凌いでいるのか知りたいです。SSD なら丈夫だと思いたいですけれども。すでに過去一度壊れてます。
手こずった割に書くことが少なかったです。個人的には製作日記ということで後で懐かしく読めるかもしれません。