ベロシティー対応エンベロープジェネレータ(アナログ)

製作中の MIDI/CV はゲート信号にベロシティー情報が乗っています。これの動作時の感触をつかむために対応するエンベロープジェネレータを設計してブレッドボード上で組んでみました。回路図は以下の通り

ゲートの仕様は

  • ゲート OFF 時は -2V
  • ゲート ON はベロシティーに応じて 0V – 8V

対応するエンベロープジェネレータは、通常のエンベロープジェネレータの出力に VCA が付いています。ゲート OFF 後にもベロシティーで VCA を駆動しないといけないので、ベロシティー情報を記憶するためサンプル&ホールド回路が付いています。Q1 と Q2 はレベルシフタ回路です。実際に動かしてみた様子がこちら

やってみた反省点として、やはりゲート OFF -2V というのは扱いにくいです。ゲートのケーブルを抜くと内部で -2V のバイアスをかけない限り勝手にゲート ON してしまうのが一番使いにくい点です。やはり電圧レンジを変えることにします。あと、ベロシティーを扱うために周辺回路が大きくなってしまう点も気になります。まあアナログ方式は動くと感動しますけど本命ではないのであまり深入りしすぎないようにやろうと思います。

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