MIDI/CV モジュールのハードウェアが組みあがる

やっと再開した MIDI/CV モジュールの製作、ハードウェア部分が組みあがりました。通電まで行って現在基板の動作を確認中です。今のところ致命的な問題は見つかっていませんが、細心の注意を払って設計したつもりでも色々細かい問題がありました。忘れないうちに書いておこうと思います。

基板は三枚に分かれています。一枚目がメイン基板で 6 個のジャックでパネルに固定されています。二枚目が MIDI コネクタ基板で、MIDI コネクタがパネルに固定されているのと同時にメイン基板と 12mm のスペーサで繋いであります。三枚目はコントロール基板でスイッチ・LED など制御用インタフェースはこの基板に集まっています。6mm のスペーサをパネルの裏にはんだ付けして固定してあります。

このように、複数基板がかみ合ってモジュールを構成していますが問題点がいくつか。

  • モジュール名 CV Depot の位置が低すぎる。モジュール名に見えない
  • コントロール基板がラックのレールに当たっている

第 1 の問題は簡単に解決しますが、第 2 の問題は、現状でもうギリギリの設計なので 1mm 下げるのでも苦労しそうです。どちらの問題も直すには基板の作り直しになってしまうのも痛いです。次期バージョンを作る機会があったら考慮します。

  • ロータリーエンコーダの高さを考慮するのを忘れていた。このせいでスペーサを 1mm 強長くする必要が出てしまい、おかげで 7 セグメントディスプレイの部分に隙間が空いてしまった

これは7セグに下駄を履かせれば解決するはずです。

  • MIDI コネクタ基板をつなぐスペーサが長すぎて基板に大きなストレスがかかっている

12mm スペーサで設計しましたが、実際の基板間距離は 11mm でした。計算ミスでしょうか。コネクタはパネルにねじ止めしてあるのでこのスペーサはいらなかったかもしれません。とりあえず外しました。

  • LED の明るさが不ぞろい

7 セグは明るすぎるのですが、ソフトウェアで暗くすることができるのでそれで対処できます。ロータリーエンコーダの LED も明るすぎかもしれません。これは対処するなら LED 電流を制限している抵抗の交換です。Note1, Note2 のインジケータは暗すぎます。これも光度調整はソフトウェアではできないので、電流を制限している抵抗値を減らす必要があります。

今のところこれぐらいです。忘れないうちのメモです。

追記:3/31/2025

  • MIDI コネクタのパネル上のネジ穴が小さすぎる、というかネジ穴位置がちょっとずれてる
  • ベンドの電圧レンジが下方に振り切る
  • ノート表示の 5mm LED は大きすぎる 7mm の隙間に収まらない
  • テスト端子がない

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