MIDI デコーダ設計の進捗

MIDI デコーダの第0版の回路図を引きました。痛恨にもポルタメント機能を入れるのを忘れてしまったため大幅に変更が必要になりそうです。予定している機能は

  • 2ボイス出力
  • ゲート出力にベロシティー情報を含める
  • エクスプレッションとモジュレーションCV出力
  • 出力レベルは電源投入時に自動調整
  • 操作はロータリーエンコーダと3桁7セグメント表示機で行う
  • LEDインジケータ6個、R+G が3セット
  • CAN インターフェース

ポルタメント回路を決めるために、実際に電圧を出力してみて動作確認しましたが、LED が点灯すると出力電圧が攪乱されるようです。電源の取り方を工夫する必要がありそうです。とりあえずは PSoC の出力から大きな電流を取るのは避ける必要があるようです。PWM 出力に大きなキャパシタを直接つなぐだけで不安定になるようです。ポルタメントのためには大きな容量をつなぐ必要があるのでこれはバッファを介さないとだめなようです。その他、7セグメントにバッファを付けるのは基板の面積から考えて大変に困難なので、演奏中は7セグメントは点灯か消灯しっぱなしにしておく必要がありそうです。音の安定性よりも見た目のギミック重視の場合には別に良いのですけれども。

ちなみにポルタメントはプロセッサ側で計算して出せば周辺回路は小規模で済みますが今回の DAC の設計ですと構造上それができません。アナログ回路で実装することにします。

その他気づいたこと

  • PWM のフィルタの時定数は大きめにした方が安全。ピッチ CV の遷移はかなり遅くなっても耳にはわかりにくい。PWM ばたつきの漏れがノイズになる方が心配
  • とりあえずそれぐらいか?

以上です

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