先日のちゃぶ台音楽、無事に終了しましたが、大変だったのはセッティングと撤収。
シンセ4台使っただけなのですが、セッティングにはなんと1時間以上かかりました。撤収にも10分ほど。もともと持ち時間30分なので、セット・撤収も見せる部分のうちとはいえ、これはかかりすぎです。
設定に一番かかるのは配線です。あらかじめ配線しておいて、それをスーツケースにかぽっと入れておけると楽かもしれません。ということで、スーツケースシンセ、調べてみました。
いきなり行き当たったのは、自分のページだったりして。Chuck さんのスーツケースモジュラーです。
中からむおっとせり出してくるのは、サンダーバードの打ち上げ台っぽくていいです。このシステム、スーツケースなだけでなくモジュールが差し替え可能なんですよね。企画・設計・製作はさぞ大変だったのでは。
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スーツケースシンセで検索すると非常に良く出てくるのは Vostok です。
パッチマトリクス式のモジュラーです。3VCO, VCF, VCA, 2EG, Ring, 2LFO と、いかにもソレ用途っぽい構成です(ソレってなに?)。デモ音を聞いてもやっぱりソレ系です(だからソレって?)。ざっとしか見てないので、なぜパッチマトリクスあるのにジャックもあるのかがナゾですが、多分外部入出力のためでしょう。
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くわしい背景は読みきれていませんが、steim というサイトのとあるページにスーツケースありました。
とてもスタイリッシュです。こういう感じのは私も作ってみたいな。造形がなんとなく EMS 風です。
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そして、圧巻なのが、これ
いやはやかっこいい。手作りしたらいったい何年かかるでしょう。
スーツケースといっても、専用にケースを開発するほうが多いみたいです。自分ならどうする?
EARグループが手掛けたNINのシステムは、上のリンク先にあるようにゼロ・ハリバートンのケースを巧みに流用したものですね。上下のブランクは特製のユーティリティー・パネルで埋めてあって、一見したところ完成度は抜群です。もしかすると、放熱は上下にずらりと並べたジャックの穴で賄っているのかな。下のジャック多いし。笑
http://www.ear-group.net/nin2.html
genie さんさっそくのコメントありがとうございます。
リンク先ろくに読んでいなかったのですが、そのようですね。
パッチをしないと音が出ないモジュラーは、ポータビリティーでいうと最悪ですが、見た目の効果は抜群ですね。
それにしても、ほんと熱対策はどうしているのでしょう。ジャックで放熱だと、パッチが混んでくるとオーバーヒートですね :-)