PCB CAD は Eagle を使っているわけですが、現在のライセンスでは、ほんの小さな基板しかレイアウトできません。
この制限に引っかかる頻度が近頃どんどん増えてきて、いよいよ、ライセンス購入も検討しないとならないかもしれないのですが、その前に代替手段をあさってみましょう。
ということで、kicad
チュートリアルをなぞり中です。めずらしいオープンソースの統合 CAD なので、試してみようと思いますが...
新しい CAD を使うと例外なく操作に苦労するのですが、この CAD もまた同じです。まだ回路図エディタを使ったところまで。まだ結論を出すのは早いですが、ここまでの感想は、正直かなり使いづらいように感じます。Eagle も操作方法がことごとく予想外で最初は戸惑いましたが、設計の考え方が少しわかってくると、独特の操作が逆に合理的に感じましたが、さて、kicad ではどうでしょう。何をするにも必要な手かずが多いのが気になります。たとえば部品の配置系の操作では、移動に次いで頻繁に使う回転の操作が、右クリック -> サブメニュー呼び出し -> コマンド選択の3アクション、あたりで、ちょっと心配に感じています。他にも、部品選択中はメニューバーに触れなかったりとか...まあ、これはバグっぽいのですが
メリットは利用が無制限でオープンソースなことです。これはとってもありがたい。オープンソースで、開発コミュニティーの動きも活発なので、見えている問題は次々つぶれてくれると信じたいです。多少の不都合があってもしばらくはお世話になることにはなると思います。
ちなみに部品配置中の回転操作は、Eagle も BSch3V も LTSpice も1アクションです。
その後よく調べたら、ホットキーが設定できるようです。操作が煩雑なのはなんとかなりそう。もうちょっとがんばって使いこなしてみます。