MOTM シンセサイザーキットを販売している Synthesis Technology http://www.synthtech.com/ は、古いアナログシンセに多く使われている CEM チップの一大供給元としても有名です。
ですが、Synthesis Technology の Paul Schreiber さんから、ほぼ全ての CEM チップの提供を終了したとのアナウンスがありました。
なんでも、チップの権利を持っている(と文脈から思われる)Doug Curtis (On Chip Systems) さんとの契約がなくなったとのこと。
契約でカバーされていないICは販売継続とのことです。
以下 Synth-DIY ML のアーカイブから
http://dropmix.xs4all.nl/pipermail/synth-diy/2008-June/007670.html
これで、CEMチップの入手が一段と難しくなりそうです。
私が使っている Prophet-600 も CEM チップの塊です。故障したらやっかいなことになりそうです。
まだちゃんと供給してたのかあ、というのがむしろ率直な感想ですね。
600のCEMチップは「共食い」で一台食われれば複数台が助かるんですが、そういう形で個体数が減っていくことはどれぐらいよくないことなのかしらん?、とはいつも頭を悩ませています。
nコイチ修理(n≧2)は修理技術としてどーなの、ってのもあるし。葛藤。
600はCEMよりむしろオートチューンに使われてるDACが死にやすい・入手難しいみたい。
一応、複数台確保してますのでCEM死亡のときは是非ご相談ください。
うち、DAC死亡らしきモリダイラ改造品(ノイズ付200メモリー化)なんかもあるんですけど、なかなか弄る暇がなくて…。
こちらもコメントアリがトー
600 の DAC は死にやすい話、どこか別でも聞いたことあります。