当面は wx5 で十分と思うのですが、空気の流れをセンシングするデバイスを自作する場合どうしたら良いか?素朴な疑問です。
ぱっと思いつくところでは、圧力センサーを使えば良く、これは手持ちにあるのでそのうち調べることにします。他に方法ないかしら?
(ちなみに、Ian Fritz さんの Stealth, Son of Stealthは、圧力センサー方式のようです)
さらにぱっと思いつくところでは、自動車のキャリブレータなどでなんかやってないでしょうか?
ということで、調べてみたら、こんな資料が見つかりました。
http://www.autoshop101.com/forms/h34.pdf
“Air Flow Sensors”
トヨタのセールスエンジニア向けの研修教材のようです。
いくつかの方法が説明されています。
1. 風上に熱源を、風下に温度センサーを置く
わ、わかりやすいが、楽器には、使えん。(応答が遅すぎるはず)
2. 風の中にバネで戻る羽を置いて、その変位を測定
こ、これもわかりやすいが、これでもまだ応答が遅すぎそうです。
自動車と楽器では用途が違うから応用はきかないかしら?
と、あきらめかけましたが、三番目の方法
3. カルマン渦を発生し、渦の周波数を測定する
これは、なにか使えそうです。なんでも、流体の中に障害物を置いて、流体を動かすと、障害物の後ろに振動する渦ができるのですが(これをカルマン渦と呼ぶそうです)、その振動数と流量は比例関係にあるそうです。測定したいのは流量でなく流速なので、周波数をとればよさそうです。うーむ、使えそう。
問題のセンシング方式ですが、資料では、光センサーをつかうとのこと。楽器では息を吹き込むので、光関係はレンズに水滴がついて誤動作しないか心配です。さらに色々調べたら、超音波で計測する方法もあるそうです。
うーむ、すぐには着手できないが面白そうです。
やりたいことリストの山にまた一つ未着手項目が積み上げられました。
仕事柄そういうのを直接触ることはないですが耳にすることはあります。
MFC(マスフローコントローラ)というのを使います。装置でガス流量を測定するに使うものです。
たとえばこんなものですね~
http://www.kofloc.co.jp/product/FM31.html
値段は出てませんが、万単位でしそう :-)
WX5などでつかっている圧力センサーが、普通に販売されています。
半導体パーツの圧力センサーをしらべてみましょうー。
とおりすがりさんコメントありがとうございます。
WX5 もやはり圧力型ですか。圧力センサーを使うのが王道ですよね。WX5 で何が使われているのか、がんばって調べてみます。(と、いいつつ安易にYAMAHAさんに問い合わせたりして)