アナログシンセサイザービルダーズサミットのネタを少しだけ
ロータリースピーカー作ってます。
箱は、下の子との共同制作。子供はノコギリびき好きですね。初めて見たカンナに目を丸くしていました。
箱は先週組んだのですが、アンプがひどくこもった音でした。出力も出ない。しかもすぐに触れないほど熱くなるので、どうも発振しているらしい。これは使い物にならん、ということで修正していました。アンプは難しいですね。
今回の修正にはシミュレータが大活躍、こんな風に直して、パスコンも追加して、発振は止まり、音も大分素直になりました。
トランジスタ C1815/A1015 はうそです。本当は、ドライバ段が C3709/A1451, パワー段が C5197/1940 です。ドライバ段は多分オーバースペックで、C4408/A1680 でも良いのではないかと思います。
アンプの特性は基本的にフラットです。でも、スピーカーが楽器用なためか、古いためか、思い切り色がついていて、このままでも良い味が出ている気がします。やや歪んでいますが、いわゆるオーバードライブ感ではなく、よくロータリースピーカーで感じる、あのもこもこ感なひずみです(ちょっとうれしー)。
ゲインがもう少し欲しいのと、歪みを加えたい気もするので、プリアンプが欲しいところですが、そこまでは手が回らない可能性が高いです。
あとは、本番用電源とパネル製作です。出力保護がないのもドキドキなのでスピーカーの手前にヒューズぐらい入れたほうが良いかもしれません。今回は見栄えは優先度低なのでかっこよさについては、いまいちになりそうです。音は、今のところ結構気に入っております。これにエレピの音かけると気持ちいーんです。