回転スピーカー・アンプの電源

先週一週間は、ロータリースピーカーのパワーアンプの電源の設計・製作ではまっていました。

1A以上、できれば2Aとれる +-15V がほしいので、3端子レギュレータを使わずなるたけディスクリートで組みました。


回路図は以下のとおりです。

power.png

ディスクリートといいつつオペアンプは使ってはいます。
トランジスタ定本が元ネタです。
チョークコイルは、リップルフィルタ目的です。低負荷の時にはいらないのですが、負荷を大きくするとリップルの除去が困難になるため入れました。これは効果かなりありました。

負荷1A の時の出力波形はこんな感じです。

ripple.jpg

1V/div, 上の線が、整流回路の出力、下の線が安定化出力です。
ま、良いでしょう、と思えるぐらいの安定性は取れました。

感想:電源はやはり難しいです。大きな電流をとると、不安定になったりリップルが出たりとあれこれ苦労しました。

実装された電源を試験中

power-implementation.jpg

こうやって写真で見るとギョッとする机の汚さです。ショート事故が起こったりするかもしれないので、良い子はできるだけ真似しないように気をつけてくだされい。

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