VCO 調整中です。昨日のこと、どうにもピッチが不安定で「おかしいなー」とあちこち触っているうちに発振が止まってしまいました。
さあ大変です。VCO は能動モジュールなので、信号を入れておかしくなる点を追跡するいつもの切り分け方法が使えません。これは忍耐強く回路を調べ上げるしかありません。元ねた「シンセサイザーの実験と工作」の回路図をコピーして電圧を測っては記入。CV加算器 -> CV/レンジ加算器 -> アンチログときたところで…
あ、あれ?アンチログ温度補償回路のオペアンプが +12V に振り切っています。何で?と、回路図を良く見たらどう見ても振り切ってしまう電圧配分です。これは間違っているとしか思えない、と、自信がないのでズルして 921 の回路図をカンニング。やっぱり間違ってました。なんでこれで動くんじゃ、ともと本のプリントパタンを見たら、そっちは正しいのでした。あらら。練習のために自分でプリントパタンを起こしたのが災いでした。今まで単に運良くそれなりに動いていただけだったようです。アナログ回路は丈夫だなあ。
アンチログ回路を正しく修正したらまた発振しだしました。依然音痴ですがピッチに安定感が出て、今度は大丈夫そうと思わせるものがあります。が、今日は時間切れ。
アンチログ回路を勉強しておいたのがほんの少しだけ役に立ちました。(カンニングしましたが)