キーボードをつなげてみる

鍵盤がひとまず動くようになったので、VCF を発振状態にして OCT/V の調整をしました。これは思ったより簡単に済みました。さすが Minimoog 回路、大量生産用に練れているのでしょう。

さて、これで、CV, EG, VCF, VCA とそろったので、VCO はないが VCF 発振モードでキーボードとして弾くことができます。さっそくつないで見ました。

connect1.jpg


が、ひどい!

これは、まともに演奏できる品質ではありません。どの辺がひどかったかというと、

– 強制ポルタメント状態 (S/H の C が大きすぎ?)
– GATE の遊びが小さすぎるため、鍵盤を抑えていてもちょっとした拍子に再トリガがかかってしまう(鍵盤を押しっぱなしにしていると、ガガガ、っと勝手に立ち上がりなおすので、まったく思ったとおりに弾けない)
– 押しても反応しない鍵盤がある。
– 鍵盤を抑えたときに文字にしづらいなんともいえない違和感が。

全部鍵盤起因です。うーん、やっぱり鬼門は鍵盤でしたか。
これは調整と修理がかなり必要です。
あらためて楽器を作っているのだということを実感しました。
それにしても、十分な品質の鍵盤を大量生産であっさり作ってしまうシンセメーカーってやっぱりすごいな、と思います。(鍵盤だったら特に YAMAHA、かな?)

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