VCF 基板復活断念

さて、楽しみにしていた VCF にやっと電気を通してみました。

vcf-board.jpg

基板を見るとなんとなくわかるように、ダイオードラダー方式です。

基板が使える程度に回路を読んでみましたが、2SC1222 のピン配置がデータシートのものとなんとなく違うような…なぜかオーディオ入力端子がない…いったいどこにつなげば動くのだ…という風に意外と苦労しました。で、まだ完全には読んでいないので回路図はいずれアップロードします(なんて、VCAもそう書いて放置していますが)。

さあ、入力端子も大体当たりをつけて、電源投入!するも、うんともすんともいいません。おかしいな、と、トリマなど回したりあれこれいじっているうちに、何とか音は出るようになりました。いちおう CV でカットオフ周波数も変えられるようです。ですが、大変不安定です。レゾナンスをかけるとものすごい振幅で発振しますし、カットオフ周波数によって、出力レベルが大きく変動しています。また、CV を動かすと一時的に音が途切れたりします。とんでもないレベルのハムも拾っています。

もともと回路の出来が悪かったのか、どこかの部品が経年変化でやられてしまっているのかまだわかりませんが(おそらく前者のような気がします)、どちらにしてもこれをまともに動かすのは相当てこずりそうです。この基板を直すのもまた楽しいはずですが、こりゃ作り直したほうが早そうです。この VCF は腕が上がってから直してエフェクターか何かに再利用することにします。(デンキパーカッションとかどうかなー?)

VCF の試作にブレッドボードを使う必要があるので、今ボードを占拠しているキーボード回路をいいかげん作らなくては。

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