Make Tokyo Meeting の季節がやってきました。gaje は今回も出展いたします。
MTM05 では、Arduino や Japanino を使った楽器を中心に展示したいと考えています。
写真は、展示の中心にする予定の、Arduino シールド「オンガクシールド」です。電子楽器のプロトタイピングツール、に育てたいです。
ハードウェアの設計がおおまかにかたまってきました。これからしばらく、このブログでこのシールドの紹介を少しずつしてゆきたいと思います。
MIDI/CV ウィンドコントローラ用です。Analog2.0 規格です。
Gate + CV に加え、エクスプレッション情報を出力できます。
昨年のシンセサミットに合わせて作ったのですが、音量の変化がなにか不自然で、また音量変化の境目でいやなノイズが入るため、「要改善」のまま放置してありました。
ウィンドを試すならまず WX5 + MIDI が立ち上がり早いです。ということで、この MIDI/CV モジュールに改善かけました。
楽器の話ではないのですが
ちょっと思いついたことがあり、イーサつきのマイコン環境が欲しくなり、調べたところ Arduino をベースにして、そこにイーサネットシールドなるものをとりつけると実現できるようです。
http://strawberry-linux.com/catalog/items?code=35003
http://strawberry-linux.com/catalog/items?code=35002
こんな感じになるらしいです。
これでフリーのソフトウェアライブラリがついて、1万円でお釣りがきます。同等なものを自分で作ろうとすると同じコストではかなり無理な気がします。しかも何ヶ月もかかるはず。
Arduino のなにがすごいかやっとわかりました。私はにぶいですね。Arduino 始めた人は、こうなることをはじめから見越していたのでしょうか。そうだとすると、驚きです。
忙しく作業している割にアップできる進捗があまりない近頃ですが、
久々にちょっとした試作機を一台作りました。
え?楽器っぽくない?ええ、楽器じゃありません。音つながりではありますが。
外付け部品はほとんどなし。製作時間の99% がソフトウェア書きです。
あるイベントが起きたら、フラグを最後のイベントから一定時間だけ(たとえば8秒)立てておきたいとき、下のようなコードだとちょっとだめです
---------- volatile uint8_t flag; ISR(TIMER0_OVF_vect) // 割り込みは8秒おき { flag = 0; } int main() { while (1) { if (check_event()) { flag = 1; } } } ----------
これだと、割り込みハンドラでクリアするフラグが、8秒前に立ったものか1秒前に立ったものか区別つかないからです。