DCモーターの制御

現在本拠地を離れているため機材が不足していて MIDI/CV の製作は難航していますが、できるところから作業を進めてきました。しかしいよいよやることがなくなり、数週お休みしなくてはなりません。その間も何か手を動かしていた…

MIDI / CV モジュール回路を確定

設計した MIDI/CV 回路の部分ごとに動作確認、回路を確定しました。最後に確定した回路はゲート出力、ゲートといっても少し特殊で、ベロシティー情報を出力電圧に乗せます。ベロシティーが最小なら出力は 0V なわけであり、…

MIDI/CV 回路 rev1

まだゲートまわりの動作確認ができていないので確定版ではありませんが、他の部分は概ね動作確認できました。前回の版と比べてゲート周りの回路が単純になりました。また CV まわりの動作電圧範囲が間違っていてデジタルポテンショメ…

Pi フィルタ

MIDI/CV の動作確認をしていて気づいたのが、ディジタルノイズが盛大に CV に漏れてくることです。実験用の雑な配線で電源も USB ですから無理もないわけではありますが、MIDI/CV のアナログ系の回路の電源ノイ…

MIDI/CV 設計の進捗

欲しい仕様が収められるプロセッサは PSoC が第一候補だったのですが、PSoC5 LP に収まりそうなので当初の予定通りこれに決定、チップ CY8C5888LTI とこれを搭載したキット CY8KIT-059 がほぼ同…

MIDI/CV の設計

投稿に間が空いてしまいました。別件で忙しかったのですが、気を抜くとあっという間に数か月たってしまいます。恐ろしい。 夏から秋にかけてソフトウェアで遊んでいましたが、それは機を見て続きをやりますが、久しぶりにハードウェアに…

AVR の EEPROM データが壊れるのを防ぐには

909クローンのファームウェアの開発中、eeprom に書き込んだリズムパタンが書き込んだ後に崩れる現象がまあまあ頻繁に発生して、最初はファームウェアのバグのせいかと思っていたのですが、バグにしてはどうにも発生場所がランダムだったり発生の契機が読めなかったりで、これはプロセッサの誤動作なのでは?と考え始め、発生条件をもっとよく調べてみたら、どうも電源を落として立ち上げると何の書き込みをしていなくてもちょいちょい壊れるらしい。そういうわけで何の問題でどう対策すれば良いのか調べました。

怪しい通販サイトからトランジスタを買おうとしたらやっぱり怪しかった話

製作に使う部品にはあまりこだわらない方で普通は手に入るもので済ますので、部品の調達先はだいたい決まっているのですが、909クローンでは、どこを代替品にしてよいかというところまで部品表に指定してあって、そういったことを楽しむために頑張ってできるだけオリジナル部品を調達しました。そのためトランジスタは廃番を中心に集めることになり、トランジスタはほとんどが初めての販売者さんからの調達になりました。こういう時は eBay を利用するのが、詐欺防止の仕組みが充実していて安心なのですが、一点だけ eBay を通さず直接注文を出しました。ところ見事に問題が起きたので顛末を簡単に記録しておきます。

AVR の EEPROM 非同期書き込み関数

TR-909 クローンのシーケンスパタンは eeprom に書き込みますが、avr-libc ライブラリが提供している eeprom 関数には同期書き込みしかありません。

https://www.nongnu.org/avr-libc/user-manual/group__avr__eeprom.html

しかし、TR-909 クローンのファームウェアでは割り込みをほとんど使わずリアルタイム処理がなされていて、eeprom を同期書き込みすると書き込み中処理が止まってしまいます。これが様々な誤動作の原因になってしまうので、非同期書き込み関数を書きました。