
音は無事に出るようになった Rings ですが、これで完成、としても良かったんですけれども、失敗したパネルがどうにも惜しまれます。銅箔レイヤに模様をつけていたのですが、誤ってソルダレジストをかけてしまい模様が隠れてしまったのです。何とかならないかな、とパネルを研磨してみたのですが、ソルダレジストだけを削り取るのは無理でした。銅箔の前にシルクスクリーンが消えてしまいダメでした。

ということで、もう少しコストがかかるのですが、残念な気持ちをいつまでも引きずりそうなので思い切って修正したパネルを再作成

今度はうまく行きました。銅箔面はスズメッキで仕上げられるので銀の光沢色になります。光の加減で色が違って見えて狙い通りの良い感じ!でも取り外した Frequency ツマミの「なみなみわっか」はやっぱりないと寂しいですね。シルクスクリーンとどうしてもかぶるので外したのですが、次機会があったら復活させようと思います。シルクスクリーンの場所だけ切る必要があって大変な手間ではあるのですけれども。
Rings クローンの製作はこれで終了です。物理モデル的な合成方法なので減算方式ではなかなかでない弦はじきてきな音や金属てきな音があっさり出てしまいます。しかもすごく自然で説得力のある音になります。これは楽しい。いいものを作りました。いずれ中身もしっかり調べてファームウェアを改造することも考えていますが、今は Analog3 で手いっぱい、しばらくは始められなさそうです。