特定のフォルダだけ Dropbox に無視してもらう

普段の作業で作るファイルは Dropbox の管理下に置いて自動でバックアップを取っていますが、Dropbox は git と相性が悪く .git フォルダに Dropbox の手が入ると何かと不具合が起こりがちです。git を使うときは大体 github と一体なので Dropbox のバックアップはそれほど重要ではなく .git フォルダは無視してもらいたいです。調べたらやり方がありました。Dropbox のヘルプセンターに必要なことは書いてあるのですがここに書いておくと自分が忘れたときに探しやすいので記事にしておきます。詳しくは以下で

https://help.dropbox.com/sync/ignored-files

上記リンクには各 OS でのやり方が書いてありますが僕は Windows を使っているのでこの記事では Windows についてだけざっとやり方を書いておきます。フォルダを名前で一括に無視させる方法はないようで、都度パス名を指定してゆく必要があります。以下は無視してほしい .git フォルダがあるプロジェクトの一例

無視してほしいフォルダ、この例では .git を右クリックして、ファイルのパス名をクリップボードにコピーします。

Windows PowerShell を開いて以下のコマンドを打ちます。C:\Path\to\your\project\.git のところに実際のパス名が入ります。

Set-Content -Path "C:\Path\to\your\project\.git" -Stream com.dropbox.ignored -Value 1
Bash

Dropbox のステータスアイコンが灰色の進入禁止マークに変わります。

プロジェクトを作るたび都度この操作をやらないといけないのが面倒ですが手順はそれほど煩雑ではなかったです。

これで git 操作がいきなりエラーで弾かれることがなくなりありがたいですが Dropbox はバックアップしてくれなくなるのでこれからはこまめな git push が必要です。普通の PC なのでラズベリーパイと違っていきなり記憶媒体が壊れるなんてことはそうそうないとは思いますが。

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