今まで使っていなかったラグ板ですが、最近、その良さに気づき、時々使うようになってきています。
回路設計時の仮組みは、まずはブレッドボードでやりますが、ある程度形になったところで、しばらく残しておきたい回路は、ユニバーサル基板に配線したりします。
でも、ディスクリートで小規模な回路だとラグ板を使うメリットが出てきます。
ラグ板の三大メリットは、
– 部品のリードどうしをつなげば良いから、部品間の接続のためにあらためて配線をする必要がない。結果実装が素早くできる。
– あんまり足を切らないから部品を再利用しやすい。
– 配線を読み取りやすい。
私にとっては、1項めがほとんど全てであります。はい、ユニバーサル基板苦手なんです。
欠点は、これはデジ系の工作では致命的ですが、ICが使えないことです。最近は、ICという言葉もあまり使われなくなってきましたね。ICじゃない半導体のほうが珍しくなってきてしまって。
ということで、なんとも時代の流れに取り残されたハナシでありました。
その昔 エレ工房さくらいさんでは、8ピンのソケットが中心に付いたラグ板を開発されていました。
今はもうなくなってしまいましたけれど、これひとつでギターのディストーション類はいろいろと実験できたものでした。
それは便利そうですね。
色々修正かけてみて、気に入ったら、そのまま箱いれ、なんてこともできますね。