アナログシンセビルダーズサミット向けのネタのために、パワーアンプを製作開始しました。
出力はとりあえず 10W ぐらいで。10W というとたいしたことないように当初思っていましたが、ちょいと計算してみると、8Ωのスピーカに1Aを超える電流を流さねばならず、いつものように適当にちゃちゃっと組むと火をふきかねません。久々にちゃんと試作から入りました。
あれこれ試行錯誤しましたが、結局最初に書いた回路図が比較的クセがないことがわかり、以下でだいたい決定です。これプラス過電流保護回路を入れるかもしれません。
ヘッドホンアンプで好印象だったダイアモンドバッファは、発振がおきやすく、製作はそれほど簡単でないことがわかり没にしました。
それから、課題として、スイッチオン/オフ時のクリック対策が残りました。きちんと調整するとそれほど激しくは出ないのですが、やはり電源のオンオフで「ぽちっ」というのは気持ち悪いです。
FET スイッチを使うとうまくクリックが避けられそうなのですが、適当な 2SJ が手持ちにないので今回は保留です。(K は 2SK30Aで十分)