最近製作時にもっとも頻繁に使う治具は導通チェッカー。テスターについているものを使っていましたが、操作が煩雑で不便なので、専用の治具スクを作りました。
こんな仕様で設計しました:
– センサー棒がショートするとブザーが鳴る。
– 基板上の能動素子に影響を与えないように端子間電圧は 0.6V 以下。
– 端子間の内部抵抗はできるだけ低くする。
– フリスク箱に収まる。
– 乾電池で動作。
– 電源スイッチ付き。
あきらめた仕様:
– ショートさせなければ消費電力0でスイッチが要らない
4番のユニットで反転をかける意味はほとんどありません。NPN+ユニット2にじか付けの方が良いです。ユニットがあまっていたのでつい使っちゃいました。
実装はスペースをケチるためチップ部品を使いました。それでももうすれすれ。フタのしまりが悪いのでもう少し改良の必要があります。
チップ実装面白いです。やみつきになりつつあります。
写真では見づらいかもしれませんが、一部 0Ωのチップ抵抗をリード線の代わりに使ってみました。これも好奇心からつい… 途中でもったいなくなってやめました。
スイッチはこんな風に動きます。
中から基板がのぞくのがパンツ見えてるみたいでだらしないです。
スイッチの仕組みは、こんなです。
真鍮版は、ハンダゴテで熱圧着 :-)
基板の裏側はこんなです。
セラミックスピーカがケースに入っているのは、はっきり言ってスペースの無駄です。が、これしか手元になかったのでそのまま使いました。解体しようかと思いましたが壊したらおじゃんなのでやめときました。
こんな感じです。楽しかったー。シンセ作るより楽しんでしまいました(だってシンセは今単調なフェーズでつらいんだもん)。C-MOS のロジック IC 久々に使いましたが、1.5V でさえも動く(らしい)その根性、見上げたものです。もっと使ってあげようと思いました。ちなみに使った 4011 は横浜の某パーツやさんで \20 均一で投げ売りされていたものです。ちゃんと生きているかちょっと不安でした。