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VCO の RANGE をロータリースイッチに変更してみました

スレッド開設者 kawano, 3月(弥生) 01, 2015, 06:47:15 午後

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kawano

VCO の RANGE をロータリースイッチに変更してみました。
回路図はこちら。
手持ちの部品の関係でこのような定数になりました。
(33kΩのところは 39kΩでも良さそうです。)


これを元々の 50kΩ可変抵抗の代わりに取り付けました。
実装の様子はこちら。
ロータリースイッチの使用しない端子をラグ端子のようにして利用しています。


ロータリースイッチは、秋月で安く売られている 150円のものを使いました。

調整方法が少し難しいです。
A3 を押したときに、スイッチの切り替えで VCO 出力の周波数が 110Hz、220Hz、440Hz、880Hz、1760Hz
となるように調整します。
とても楽器らしくなって、なかなか快適です!!

kawano

10kΩ 1% があったので使いましたが、これだと全体のインピーダンスが高めになってしまいます。
もっと小さい値で構成した方がノイズに強くなり、誤差も出にくくなると思います。
計算するときは、基板上の +12V 側に 39kΩ、-12V 側にも 39kΩがすでに入っていることを忘れないようにしましょう。

kawano

スイッチを 5接点として、-1V、0V、+1V、+2V、+3V が出るように設計したため、
ロータリースイッチを左から 2番目にして A3 キーを押したとき 220Hz が出るようになっています。
もともとの設計ではツマミを真ん中にして A3 キーを押したときに 220Hz が出るようになっていましたから、
その意味ではこの改造によって 1オクターブ高い音が出るようになったと言うこともできます。
もしそれがイヤな場合は、スイッチ切り替えで -2V、-1V、0V、+1V、+2V となるように
設計すれば大丈夫です。

私の感覚では、使ってみたところロータリースイッチを一番左にして A3 キーを押したときに
55Hz というのは、低すぎて使いにくいと感じたため、上記のような設定にしてあります。

kawano

自己レスばかりで恐縮です。

A3 で 220Hz というのを 8(フィート) とすると、上記の切り替えスイッチは左から順に
16, 8, 4, 2, 1 になっちゃいますね~。
1 ってのはあんまりなので、やっぱりスイッチ真ん中で 220Hz にした方がいいかも。

計算して実際に試してみると、33kΩ と 56kΩ と書いてあるところを両方とも 47kΩ か 56kΩ
くらいに変更すると -2V, -1V, 0V, +1V, +2V になって、
32, 16, 8, 4, 2 ( 55Hz, 110Hz, 220Hz, 440Hz, 880Hz ) にできました。

kawano

ふと思いつきました。
何も 50kΩ(B) 可変抵抗の完全置き換えにこだわる必要はないので、
このようにスイッチの中点を GND に接続すれば万事 OK ですね!
調整は楽になるし、インピーダンスも下げられるし。良いことずくめです。



ここまで試して気が付きましたが、本当に全てのレンジの周波数を厳密に
調整したいならば、1% 抵抗に頼るのではなくて 4個の多回転半固定を
使って一つずつ調整した方が良い結果が出せそうです。

kawano

と、いうわけで、一つずつ調整できるようにしたのがこちらです。
まだ試していませんが、これで大丈夫なはず!



kawano

時間が取れたので試してみました。バッチリでした! 調整もしやすいし、正確だし、これは良いですね~~。
手持ちの関係、と言うか使いかけの部品の関係で 4.7kΩのところは 5kΩを使いましたが、4.7kΩでも
5.1kΩでも、も少し違う値でも調整できるので大丈夫です。もちろん 5%抵抗で充分です。


kawano

何度も何度もすみません。
調整できるから 5% 抵抗で充分と書きましたが、温度変化を考慮すれば 1% 品の方が有利ですね。
4.7kΩ と書いてあった抵抗 2本は、5.1kΩ 1% (2本とも)に変更します。
よろしくお願いします。
まねしてみたい方は、もうこれ以上の変更はないはずですので安心して試してみてください。

kawano

う~ん。定電流の回路ならば 5.1kΩ抵抗に精度の高い(温度係数の小さい)ものを
使うと効果がありますが、ここは、上下が普通の抵抗ではさんであるんですよねぇ。
1% 抵抗の効果はないかも・・・ですねぇ。