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ホワイトノイズの調整について

スレッド開設者 kawano, 8月 06, 2014, 05:34:36 午前

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kawano

ホワイトノイズの調整について、気になったことを書かせていただきます。
書籍 p.93 ホワイトノイズの出力レベル調整について。

半固定抵抗を左~右~左と回しても、IC2 の 1ピンは常に 11V(peak) でした。
音色は左から右に回すと、サーから少しザーに近付きます。
左に回しきったときが一番サラサラした感じの「サー」音が出ていました。
好みの問題かもしれませんが、私は左に回しきった状態にしました。
「良い音に調整する」 というのは、具体的にはどんな音を目指せば良いのでしょうか?

ところで、書籍ではオシロスコープがあれば出力を 5V に調整するよう書かれています。
IC2 の 1ピンが 11V(peak) とすると、ホワイトノイズの出力レベルは
『 R16(1.5kΩ)+ R19(2.2kΩ)= 3.7kΩ』 と R25(2.2kΩ)で分圧されるので、
11V(peak) × 2.2 ÷(2.2 + 3.7) = 4.1V(peak) となります。
つまり、出力が 5V になるように調整することはできないようですが・・・。
それについては、どう考えればよいでしょうか?

よろしくお願い致します。

Gan

引用半固定抵抗を左~右~左と回しても、IC2 の 1ピンは常に 11V(peak) でした。
これは、出力が大きすぎて波形がクリップしている可能性があります。以前にやはりホワイトノイズの出力がクリップするというご指摘をうけたこともあります。私自身は再現したことがないのですが、もしかしたら、ノイズ源のトランジスタの個体差でそういうことが起きるのかもしれません。ノイズとして聞こえていればとくに大きな問題はないのですが、きになるようでしたら R14 を 1MΩからもうすこし小さい値に変えてみてください。

引用音色は左から右に回すと、サーから少しザーに近付きます。
左に回しきったときが一番サラサラした感じの「サー」音が出ていました。
好みの問題かもしれませんが、私は左に回しきった状態にしました。
「良い音に調整する」 というのは、具体的にはどんな音を目指せば良いのでしょうか?
これはもう本当に好みの問題なので、良い音に聞こえたらそこでよいと思います。

引用ところで、書籍ではオシロスコープがあれば出力を 5V に調整するよう書かれています。
IC2 の 1ピンが 11V(peak) とすると、ホワイトノイズの出力レベルは
『 R16(1.5kΩ)+ R19(2.2kΩ)= 3.7kΩ』 と R25(2.2kΩ)で分圧されるので、
11V(peak) × 2.2 ÷(2.2 + 3.7) = 4.1V(peak) となります。
つまり、出力が 5V になるように調整することはできないようですが・・・。
それについては、どう考えればよいでしょうか?
これは確かにそうですね。
音源に使うには、4V で十分に大きいので大きな問題はないかと思います。CV に使う場合、物足りなかったら R25 の値を少し大きくしてみるのがよいと思います。

書籍にはこのような間違いがいくつかあるのですがご容赦ください。見つかった間違いは下のリンク先の正誤表にまとめているのでそちらもご参照ください。
http://gaje.jp/analog20/book_errata.html

kawano

Gan さん、返信ありがとうございます。
使用上は問題なさそうなので、このままにしておこうと思います。