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トランジスタマッチングの回路について

スレッド開設者 senorK, 12月 31, 2017, 11:04:19 午前

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senorK

はじめまして。
初版を昨年末から読んで、改訂版を入手した今年の秋から製作に踏み切った電子工作初心者です。
何とかVCOの音出し調整まで出来たので、今後の作業のためトランジスタマッチングをしておこうと思い、測定回路をブレッドボードで組んでみたのですが、測定結果が±2mvからは程遠く行き詰まりました・・・。
回路図を見直したり抵抗値を再測定したりしたのですが、問題箇所がわからず停滞しております・・・。
電源は今回製作した電源モジュールのライフラインから+12v(赤)、-12v(白)、GND(緑)を画像のように取り出してます。
被測定トランジスタ側からもう一方のトランジスタへの電流は回路図のとおり10μAありました。
何分初心者ですので、恐らく基本的な所で間違っているものと思いますが、画像で何かわかりましたらご指導のほどお願い申し上げます。m(_ _)m
※ちなみに、最初の画像が電源SWオフ、2枚目がオンの状態です。

Gan

はじめまして。写真の配線を確認してみましたが正しいように見えます。電源投入時の測定電圧 0.623V も期待通りの値です。おそらく測定はうまくいっていると思います。二つのトランジスタのうち、写真の上側のトランジスタが測定対象です。マッチングをとるには、この測定対象のトランジスタをいくつか用意して差し替えつつ電圧を測定していってください。測定電圧にいくらかばらつきがあるはずですが、その中で +-2mV に収まっている二つがマッチングの取れているペアです。例えばこの 0.623V のトランジスタの他に、0.622V のトランジスタがあればこれらの二つでマッチングのとれたペアが作れます。

トランジスタ間を流れる電流は 10μAとのことですが、おそらく約 100μA が流れていると思います。実際に 10μA でしたら回路で使われている抵抗器の値を再確認してください (写真ではカラーコードがうまく読み取れませんでした)

ちなみに、トランジスタの特性は温度の影響を受けるので、測定時にはトランジスタをなるべく指で直接触らないほうがうまくゆきます。

senorK

大晦日に早速のご返信、ありがとうございます。
±2mVは測定電圧のばらつきの許容範囲だったのですね、納得いたしました。
正月から早速作業にかかりたいと思います。
Analog2.0の製作は初心者の私とって全てがエキサイティングな作業です!
2018年もどうか変わらぬご指導、宜しくお願い致します。