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VCA 可変増幅器ブロックの動作確認

スレッド開設者 kawano, 11月 11, 2014, 12:45:55 午後

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kawano

P.135 の VCA 可変増幅器ブロックの動作確認をしています。
Invert Out 、Non-Invert Out はその名前から、お互い逆相の波形が見えるものと思っていました。
しかし実際に見てみると、添付画像のように同相になっています。(青がR2、赤がR3)
これはなぜでしょうか?

詳しい方、どなたか教えてください。
よろしくお願い致します。

kawano

自己レスになります。すみません。
せっかく 4ch PCオシロがあるので波形を見てみました。
上から順に、R14、Q1とQ2のエミッタ、R2、そして IC1A pin2 です。
まず入力であるところの R14 の電位が上昇すると、Q1 の Ic が増えるので R2 は下降すると考えましたが、
実際には上昇していました。後で述べますがここがポイントでした。
次に、Q2 の ベース電位が上昇したことで Q1 のエミッタ電位がわずかに上がっています。これは想定内です。
Q2 のエミッタ電位がわずかに上がったことで、Q2 の Ic が減り、R3 の電位が上昇します。(Non-Invert Out)
こうして考えてみると、R2 の波形だけが予想と異なっていました。
そこで、もっと良く考えてみると、IC1A の出力は、R3 の信号と同相でレベルが大きく出ますから、
これが R8 と R5 を通して R2 の電位を上昇させると考えられます。
念のために IC1A pin2 を見ると、一定ではなく確かに R14 と同相で信号が現れています。
結局、R2 に現れる信号は、R14 の入力波形の逆相の信号と、IC1A の出力信号の一部が
重ね合わさった波形ということで、結果として R2 には R14 と同相の小さな信号が現れていると考えられます。
どこか間違っていたらご指摘ください。よろしくお願いします。