お知らせの編集:

ここは、gaje からリリースしたあれこれをサポートするフォーラムです。
書き込みにはまずログインしてください。

Main Menu

最近の投稿

#91
kkrf さん

問題は二つあるように思います。

引用ls a20_midi.hex

とコピーペーストでターミナルに入力したところ、
ls: a20_midi.hex: No such file or directory
と出てしまい、

これはファームウェアファイルがうまく見られていないと思います。ファームウェアは、ご自身でビルドするか https://github.com/naokiiwakami/analog2.0/blob/master/10_miniboard/firmware/releases/miniboard_20170928.zip をダウンロードしてください。このファイルを解凍するとその中にファームウェアファイルが入っています。ls コマンドは、そのファームウェアのあるディレクトリで実行してください。例えば、ファームウェアをデスクトップで解凍したら、以下のコマンドでファームウェアのあるディレクトリに移動できます。
コード 選択

cd ~/Desktop/miniboard_20170928


二つめの問題ですが、
引用avrdude -c usbasp -p t2313 -U lfuse:w:a20_midi.elf -U hfuse:w:a20_midi.elf -U efuse:w:a20_midi.elf -U flash:w:a20_midi.elf


と入力したところ、
avrdude: warning: cannot set sck period. please check for usbasp firmware update.
avrdude: error: program enable: target doesn't answer. 1
avrdude: initialization failed, rc=-1
         Double check connections and try again, or use -F to override
         this check.

これは、avrdude を実行する際に、対象のマイクロプロセッサが応答しないというエラーです。これはマイクロプロセッサに電源がきていないか、ライタからプロセッサへの接続が正しくないことが原因の可能性が高いです。もし MiniBoard 上でプロセッサに書き込みをするのでしたら、MiniBoard の電源は入れておいてください。それから、Aitendo の USB-ASP2 の書き込み端子は 10ピンで MiniBoard の 6ピンとは互換性がないので個別の線か AVR の 10pin - 6pin 変換コネクタで繋ぐ必要があるのですが、その配線が正しいかチェックしてみてはいかがでしょうか?
#92
製作上のご質問 / miniboard II ファームウェア書き込みについて
最終投稿者: kkrf - 2月 02, 2018, 10:44:27 午後
はじめまして、kkrfと申します。
昨年からanalog2.0の制作に取り掛かり、自作基盤ではありますが全ての基板実装を終えたところです。
テストしつつ基盤を取り付けているのですが、miniboardIIのプログラミングで躓いてます。

使用しているライタは、
aitendo usb-asp2
PCはiMacを使用しています。

homebrewの構築、AVRDUDEはインストール出来たようです。

ls a20_midi.hex

とコピーペーストでターミナルに入力したところ、
ls: a20_midi.hex: No such file or directory
と出てしまい、

avrdude -c usbasp -p t2313 -U lfuse:w:a20_midi.elf -U hfuse:w:a20_midi.elf -U efuse:w:a20_midi.elf -U flash:w:a20_midi.elf


と入力したところ、
avrdude: warning: cannot set sck period. please check for usbasp firmware update.
avrdude: error: program enable: target doesn't answer. 1
avrdude: initialization failed, rc=-1
         Double check connections and try again, or use -F to override
         this check.


avrdude done.  Thank you.

と出ています。
タクトスイッチを長押ししても音が出ないところをみると、うまく行ってないようです。

ちなみにですが、ライタで書き込む際、miniboardは電源を接続しておく必要があるのでしょうか?
上記のテストは接続、analog2.0の電源を入れた状態でテストしています。

状況が不明瞭な点もあるかとは思いますが、何か間違いなどあればご指摘いただけると幸いです。
よろしくお願いします。
#93
お返事ありがとうございます。
ブログへ書籍の画像を掲載完了したら、またお知らせ致します。
宜しくお願い致します。 :)
#94
ぜひどうぞ。うれしいです。
#95
こんにちは。昨年末マッチングの質問させていただいたsenorKと申します。
おかげさまでマッチング測定終了し、残すところVCF作成と配線になってます。ありがとうございました。
今回、自分の製作の記録をブログに残そうと考えているのですが、その中で私が購入した初版と改訂版の写真(どちらも酷使してるので表紙カバーなしなんですが)を掲載しても大丈夫でしょうか・・・?
#96
製作上のご質問 / Re:トランジスタマッチングの回路について
最終投稿者: senorK - 12月 31, 2017, 11:29:37 午後
大晦日に早速のご返信、ありがとうございます。
±2mVは測定電圧のばらつきの許容範囲だったのですね、納得いたしました。
正月から早速作業にかかりたいと思います。
Analog2.0の製作は初心者の私とって全てがエキサイティングな作業です!
2018年もどうか変わらぬご指導、宜しくお願い致します。
#97
製作上のご質問 / Re:トランジスタマッチングの回路について
最終投稿者: Gan - 12月 31, 2017, 10:50:21 午後
はじめまして。写真の配線を確認してみましたが正しいように見えます。電源投入時の測定電圧 0.623V も期待通りの値です。おそらく測定はうまくいっていると思います。二つのトランジスタのうち、写真の上側のトランジスタが測定対象です。マッチングをとるには、この測定対象のトランジスタをいくつか用意して差し替えつつ電圧を測定していってください。測定電圧にいくらかばらつきがあるはずですが、その中で +-2mV に収まっている二つがマッチングの取れているペアです。例えばこの 0.623V のトランジスタの他に、0.622V のトランジスタがあればこれらの二つでマッチングのとれたペアが作れます。

トランジスタ間を流れる電流は 10μAとのことですが、おそらく約 100μA が流れていると思います。実際に 10μA でしたら回路で使われている抵抗器の値を再確認してください (写真ではカラーコードがうまく読み取れませんでした)

ちなみに、トランジスタの特性は温度の影響を受けるので、測定時にはトランジスタをなるべく指で直接触らないほうがうまくゆきます。
#98
製作上のご質問 / トランジスタマッチングの回路について
最終投稿者: senorK - 12月 31, 2017, 11:04:19 午前
はじめまして。
初版を昨年末から読んで、改訂版を入手した今年の秋から製作に踏み切った電子工作初心者です。
何とかVCOの音出し調整まで出来たので、今後の作業のためトランジスタマッチングをしておこうと思い、測定回路をブレッドボードで組んでみたのですが、測定結果が±2mvからは程遠く行き詰まりました・・・。
回路図を見直したり抵抗値を再測定したりしたのですが、問題箇所がわからず停滞しております・・・。
電源は今回製作した電源モジュールのライフラインから+12v(赤)、-12v(白)、GND(緑)を画像のように取り出してます。
被測定トランジスタ側からもう一方のトランジスタへの電流は回路図のとおり10μAありました。
何分初心者ですので、恐らく基本的な所で間違っているものと思いますが、画像で何かわかりましたらご指導のほどお願い申し上げます。m(_ _)m
※ちなみに、最初の画像が電源SWオフ、2枚目がオンの状態です。
#99
製作上のご質問 / Re:MiniBoardIIの回路
最終投稿者: thunder - 11月 08, 2017, 01:23:13 午後
早速のご回答ありがとうございます。
片方はピッチベンド用だったんですね。詳しくご説明頂き助かりました。今analog2.0をどんどん改造していっているので、また何かあったとき質問させてください。
#100
製作上のご質問 / Re:MiniBoardIIの回路
最終投稿者: Gan - 11月 06, 2017, 03:08:54 午後
PWM 一個でもできないことはないと思うのですけれども、それなりに難しくはあると思います。

miniboard は、もともとは note に対応した7ビットの PWM 一個でできていました。MIDI のデータは7ビット分しかないのでこれだけで正確な音程が取れるのです。
ピッチを決めるのに最大 128 段階というのは一見荒すぎて乱暴ですが、利点もあって、ビット数が少ないとPWMの周期が短くなるので平滑用のフィルタの時定数を小さくできるため、MIDI のノートを変えた時の CV の応答が速くなります。

最初の設計をしたあとで、ピッチベンドにも対応したほうが良いな、と考えたのですが、8ビットPWMでは、1/2 半音ごとのピッチしかとれないのでもっと細かい精度の PWM が必要になります。
ATTiny2313 の場合、Timer1 を使えば8ビットよりビット数の多い PWM ができます。選べるのは 9, 10, 16 ビット、10ビットと16ビットを試してみましたが、10ビットでは半音が8分割できるだけで細かさが全然足りず、16ビットにするとこんどは応答が遅すぎて、鍵盤を弾くとポルタメントのようにきこえてしまいます。

平滑フィルタには、単純な RC フィルタを使っていますが、応答速度を重視したアクティブフィルタ回路もあります。それらを試してみましたが、オーバーシュートがどうしても出てしまい、これが、音程を変えた時の出だしのピッチのふらつきとして聞こえてしまいます。

フィルタの設計を突き詰めてゆけば良い応答が得られたかもしれませんが、ここを試行錯誤している間に「二系統混ぜちゃえば簡単じゃない?ピッチベンドなんて遅くていいんだし」と思ってしまいました。やって見たらうまく行ったので、その設計をそのまま使ってしまいました。

そういうわけで、応答速度の調整をするために PWM を二系統にして、一系統めからは速度重視の note 信号、二系統めからは精度重視のピッチベンドが出力されています。フィルタには応答が素直で目立たない RC フィルタを使いました。

つまり二系統は手を抜くための設計でした。まだまだ改良の余地はあると思います。

ちなみに二系統めはピッチベンドだけではなく、LFO を仕込んだりして遊んだりもできると思います。ON/OFF などのうまい操作法が思いつかなくてファームウェアには実装されていませんけれども。