baku さん
ちょっと混乱してきて、現状が把握できなくなってきたので、
よければ一度そちらの基板と配線の状況を整理してお知らせ願えますか?
以下のチェックのどこまでは問題なく、どこからが問題でしょうか?
- 基板上の部品取り付けは正しくできていますか?向きが逆、部品番号が指定と違っている、なども要確認です。
- ノイズが出ない場合特に、Q1 の部品番号と向きに要注意です。Analog2.0 のトランジスタは通常 2SC1815 または 2SA1015 を使うように指定されていますが、ノイズジェネレータの Q1 だけは 2SC3311 です。トランジスタやICの向きを逆にしてしまうこともよくあるので再度チェックしてみてください。
- 回路の各部の電圧は正常値でしょうか?
- ノイズジェネレータは音源側から追っていってどこまで音が出ていますか?ノイズジェネレータはQ1から出る微弱なノイズを増幅してノイズを得るので、初段に近いほどノイズは小さくなります。でもどの段でもスピーカのノイズと区別がつかないようでしたら、ノイズジェネレータは初段から動いていない、あるいはスピーカが不良です。
- もしスピーカーが正常かどうかわからないようでしたら、VCOにつないでみてください。それで音は出ますか?
それで音が出るようならノイズジェネレータにも信号がきていれば音が出ます。ノイズジェネレータの出力とVCO出力は近いレベルになるように設計されています。 - ミキサー部分は正常に動いていますか?
> あの回路図参考に音の信号を追っているのですがモジュールから出ているノイズなのかアンプからでているものなのかいまいち見当が付きません。
> もしかすると、回路図の読み違いも考えられます…
> もし可能ならば基板のここに当てるみたいなのを乗っけていただけるととても助かります。
念のため、アンプの入力を基板に当てるときに、アンプと基板のGNDどうしもつなぐ必要があります。
ノイズジェネレータのノイズのレベルはかなり大きく通常のラインレベルならはっきり聞こえます。その前段でもそれなりのレベルでノイズが聞こえます。
ノイズの基板上のチェックポイントに印をつけたので参考にしてください。書籍96ページの上の図と対応しています。書籍には番号が振ってありませんが左から右です。
具体的には、1, 2 は初段で小さいですがホワイトノイズがきこえます。3, 4 は次段で十分大きなホワイトノイズが聞こえるはずです。5, 6 はピンクノイズ出力で、レベルはホワイトノイズと大体同等です。