はじめまして。
3.5mm ケーブルと DC ケーブルは別のものですが、文脈からすると 3.5mm のことと思います。
念のため、こういうケーブルですよね?
http://www.marutsu.co.jp/shohin_11126/端子の5つある 3.5mm ジャックは、おそらく、ステレオ用のスイッチつきのものだと思います。
こんな感じのものではないでしょうか?
http://www.marutsu.co.jp/user/shohin.php?p=46705Analog2.0 では、モノラルのプラグ/ケーブルを使う設計になっていますが、ジャックはステレオ用のものを使ってもかまいません。
xc68040 さんの説明と大分かぶってしまいますが、基本的なところを書いてみます。
ちょっと用語の整理を。
3.5mm ケーブル:先端に3.5mmフォーンプラグのついた電線をこう呼ぶことが多いです。
3.5mm プラグ:直径3.5mm のフォーンプラグです。フォーンプラグは、こういうものです→
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B03.5mm ジャック:3.5mm プラグを差し込む受け側の端子です。
ステレオの 3.5mm プラグは、先端からティップ・リング・グラウンドと名前がついていて、モノラルのプラグではティップとグラウンドだけあります。
電気信号を送るには、線が二本必要です。ステレオだと信号線が二対必要でなんとなく4本必要そうですが、プラグ・ジャックではグラウンドを共通にして電極三つで済ませています。線については、グラウンドが共通になっているものと、別々になっているものと、ものによってまちまちです。
ステレオのジャックもモノラルのジャックもティップの位置は一緒なので、ステレオのジャックにモノラルのプラグをさして使うこともできます。
ステレオ用のジャックをモノラルのプラグのために使うときには、ジャックの電極は、ティップとグラウンドだけ使います。リングが余りますがほっといてかまいません。
ステレオのジャックなんだから、3電極なんじゃないの?と思うかもしれませんが、5電極なのですね。余分の二つは、スイッチです。スイッチ電極は、プラグがささっていない状態では、それぞれティップとリングの電極に接触していますが、プラグをさすと離れます。ラジオやテレビやオーディオ装置で、ヘッドホン端子にプラグをさすとスピーカーから出ていた音が消えるものがありますが、そういうものはこのスイッチ端子を利用していることが多いです。
念のため、Analog2.0 で使っているジャックのデータシートは以下です。ステレオのジャックで、ティップにだけスイッチがついているので4電極です。
http://products.cui.com/CUI_SJ1-3514_Datasheet.pdf?fileID=5680どの電極がプラグの何に対応しているかは、実際に3.5mmケーブルをさしてテスターで調べるのが一番確実かもしれません。
他にも不明確なことがあったら遠慮なくご質問ください。