Analog2.0 > 改良のアイデア

Initial Level のゼロ点が VCA のゼロ点で良いか?

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Gan:
Analog2.0 の VCA マニュアルが推奨している調整方法では、Initial Level がゼロになったときちょうど VCA のゲインもゼロになります。

でも、エンベロープ・ジェネレータのカーブを違った風に使いたい場合など、もっと積極的な音作りをするのに、Initial Level のゼロ点が VCA CV のマイナスになっていても面白いのかもしれません。そうすると、エンベロープ・ジェネレータの出力がある程度大きくならないと音が出ないようになります。普通と違った効果が得られるような気もします。

現状の設計では、CV をマイナスにすると不具合が出るらしい報告をいただきました。やはり VCA は設計変更を検討したほうが良いのかなあ。廃止品の CA3046 をいつまでも使っているというのも引っかかっています。

casiotone401:
個人的にはCA3046を使わないMiniMoogみたいなディスクリート回路にちょっと興味があります。
どちらにしろフィルタとかで選別をやるんだし、そんなに手間は変わらないかな~と思うんですけど素人考えかも。
あと、思いついてさっきマニアックですけどVCF直の音とVCA経由の音を聴き比べたんですが、
VCAで思ったよりかなり音が変わって聞こえます。特に低いとこはVCA経由だとどうもゆるい感じです。
でも、駄耳なんで思い込みかも。

僕の場合はCVオフセットの設定が極端で不具合が出ちゃったんですけど、打ち込みをするときにテンポが速くて細かい
シーケンスだと、リリースを短くしてスパッとキレて音に隙間ができるようにするとスピード感が出るので、
後でゲートで処理しなくても良いようにちょっと極端な設定にしたのが原因でした。

Gan:
オペアンプのせいかどうかはわからないのですが、VCA で確かに音がすこしモコモコになるのですね。
Moog の VCA はかなり歪むようで、それはそれでそればっかりなのもどうかなとは思うのですが、
ディスクリートでアンプを組んでおいて、ひずみ具合は、回路定数の変更で味付けがきく、というような設計も楽しいかもしれませんね。
ちょっと息の長い設計になりそうなので、じっくり取り組んでみます。

casiotone401:
VCFでかなり歪ませることができるんで、VCAは素直でも構わないかなと個人的には思います。
CA3046から後の回路でなんか変わりそうな気もするので、時間が出来たらCA3046からの出力を
取り出して他のアンプをつないでみるとか実験してみます。

casiotone401:
twitterのほうでVCAの入力レベルが小さすぎるという話があったんで、試しにR8の100kを適当に22kに交換してみました。
改造前と改造後で同じセッティングで録音して聴き比べたんですけど、とりあえずS/Nは改善されました。
音もアタックがなまらなくてよくなったように聴こえるんだけど、いじってるうちにセッティングが変わったのかも?

参考までに録音してみたファイルを置いておきます。前半が改造前後半が22kに置き換えた音。
http://dl.dropbox.com/u/2594450/VCA/VCA%20test.wav

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