SCI Prophet-600 の修理

2009年1月8日

ブログ記事からの転載です。

Prophet-600 故障品を格安で入手、修理しました。

症状は、A・B と二基あるオシレータのうち、A からのが時々音が出ないというもの。Prophet-600 は6音ポリフォニックなので、音源が6系統あってキーを押すたびに各系統が順次使われるのですが、そのうち一系統 が止まっているとこういう症状になります。

各系統の信号の上流から動作を確認していって、12個あるVCO チップ CEM3340 のうちの一つが出力していないのを見つけました。

さらに、チップが動いていない原因を以下の手順でもう少し調べます。

  1. まずは、鳴らないICをソケットから外して電源が正しく来ているかチェック。想定どおりの電圧が来ています。
  2. まわりの回路を見ても特に劣化は見当たりません。はんだがはがれているような形跡もなし。本来ここは導通チェッカやテスターで詳しく調べるべきなのですが、ずぼらして見た目だけで「まわりは大丈夫」としてしまいます。
  3. 再度チップを挿しなおします。回復せず。ICの足が接触不良を起こしているわけではなく、ICそのものが動作不良なことを確認。

不良のチップを、ストックの CEM3340 と交換。直りました。

おまけ:基板写真

Prophet-600 の基板は、すっきりしていて扱いやすいです。
上段に横並びの6チップが CEM3340 です。一つだけ違う色なのが交換したものです。

さらにおまけ:

まさに Sequencial Circuits の音。

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